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医療業界向けの採用管理システム6選。看護師不足や多職種採用に適した選び方

医療業界の採用は、人手不足や高い有効求人倍率といった外部環境に加え、多職種採用や紹介会社活用、現場主導の意思決定など、構造的な複雑さを抱えています。

その結果、「応募はあるが進まない」「管理が属人化している」といった課題が生じやすいのが実情です。

本記事では、採用管理システム「RPM」を提供する株式会社ゼクウが、医療業界に適した採用管理システム(ATS)を解説。自院の採用運用を見直すための視点を解説します。

目次[非表示]

  1. 1.医療業界の採用管理でよくある課題
    1. 1.1.人手不足と離職の継続で、採用計画が立てづらい
    2. 1.2.応募後の進行が止まりやすい
    3. 1.3.DX化の遅れで採用業務が属人化しやすい
    4. 1.4.紹介会社への依存が増え、採用コストが上がる
  2. 2.医療業界に適した採用管理システム(ATS)とは
    1. 2.1.医療業界特有の多職種フローに対応できる仕組み
    2. 2.2.選考・日程調整などの調整業務をスムーズに進める機能が搭載
  3. 3.採用管理システムの費用相場は月額約2万円〜10万円
  4. 4.医療業界に適した採用管理システムの主な機能
    1. 4.1.複数職種を同時に管理できる採用フロー設計機能
    2. 4.2.応募チャネルを横断して管理する一元管理機能
    3. 4.3.エージェント管理機能
    4. 4.4.採用の歩留まりを可視化する分析機能
    5. 4.5.現場管理職や多拠点でも使いやすい閲覧・権限機能
  5. 5.医療業界向け採用管理システムの選び方
    1. 5.1.職種特化の求人媒体とも連携できるシステムを選ぶ
    2. 5.2.資格情報や書類の収集が効率化されるかを確認する
    3. 5.3.紹介会社や採用経路ごとの成果測定が可能か確認する
    4. 5.4.導入後の定着支援・サポート体制を確認する
  6. 6.医療業界に導入実績のある採用管理システムおすすめ6選
    1. 6.1.RPM|多くの自動化機能と職種特化媒体からの応募管理に強み
    2. 6.2.クラウドハウス採用|自社採用サイトの構築と集客支援で直接応募を最大化
    3. 6.3.HRMOS採用|選考評価を関係者間でスムーズに共有
    4. 6.4.HITO-Link リクルーティング|新卒・中途の一元管理で大規模病院の複雑な進捗も整理
    5. 6.5.ジョブカン採用管理|迷わず使えるシンプルさとコストパフォーマンスが強み
    6. 6.6.メディカル人材バンク|医療業界特有の専門職種に特化した管理項目
  7. 7.採用管理システムの導入で得られるメリット
    1. 7.1.応募対応スピードが上がり取りこぼしを防げる
    2. 7.2.現場との情報共有がスムーズになる
    3. 7.3.採用活動の改善ポイントが見えるようになる
  8. 8.医療機関で採用管理システムの導入を成功させるポイント
    1. 8.1.導入前に「採用が止まるポイント」を整理する
    2. 8.2.まずは一部職種から運用を始める
    3. 8.3.現場への定着を前提に設計する
  9. 9.医療業界の採用管理システムに関してよくある質問
    1. 9.1.看護師・医療事務・リハ職など複数職種の採用にも対応できますか?
    2. 9.2.小規模な病院やクリニックでも導入できますか?
    3. 9.3.導入までにはどれくらいの期間がかかりますか?
  10. 10.まとめ:採用管理システムで医療業界特有の採用課題の解消へ
  11. 11.医療業界におすすめの採用管理システム「RPM」

医療業界の採用管理でよくある課題

医療業界の採用は、人手不足だけでなく、職種の多さや現場主導の意思決定、複数チャネルからの応募対応など、他業界とは異なる複雑さがあります。

医療業界の採用管理でよくある課題

「応募が集まらない」だけでなく、応募後の進行停滞や管理の属人化、採用コストの増加といった問題が同時に起こりやすいのが特徴です。

人手不足と離職の継続で、採用計画が立てづらい

医療業界では慢性的な人手不足が続いています。高齢化で医療需要が拡大する一方で、担い手となる医療職の確保は容易ではありません

看護師・准看護師の有効求人倍率は令和6年度で2.41倍で、同年度の職業計の1.25倍より大幅に高く、売り手市場が続いています。

令和6年の雇用動向調査では産業別の入職者数・離職者数が示され、「医療,福祉」は入職も離職も他産業と比較して多く人の出入りが激しい業界であることがわかります。

年度計画に沿った採用よりも欠員補充が優先されやすく、採用枠や配属計画が変動しやすい状況です。

※出典:厚生労働省「職業情報提供サイト 看護師 - 職業詳細」「一般職業紹介状況(令和7年3月分及び令和6年度分)について」「令和6年雇用動向調査の概要

応募後の進行が止まりやすい

応募は一定数集まっていても、その後の進行で停滞が発生するケースも多いでしょう。

医療機関では面接官が師長や部門責任者であることが多く、シフト変更や急な業務対応によって日程確定が遅れることがあります。

また、見学から面接への移行条件が部署ごとに異なるため、確認待ちが発生しやすくなります。

結果、候補者への連絡が遅れ、辞退につながる場合があります。

DX化の遅れで採用業務が属人化しやすい

応募経路が複数に分かれる中で、Excelやメール、紙資料を併用して管理していると情報が担当者個人に偏りやすくなります。

誰がどの候補者に対応しているのかが見えにくくなり、対応漏れや重複連絡が発生することも多いです。

また、担当者が不在の場合に進捗が把握しづらくなり、引き継ぎにも時間がかかるため、採用活動全体のスピードが低下しやすくなります。

紹介会社への依存が増え、採用コストが上がる

採用の進行管理が安定しない状態では、欠員を早く補充するために紹介会社への依存度が高まりやすいです。

しかし紹介会社ごとの面接到達率や内定率を把握できていない場合、成果が見えにくいまま利用が続いてしまいます。

自院応募との比較ができない状態では改善の方向性が定めづらく、結果として採用コストが増加する要因になります。

医療業界に適した採用管理システム(ATS)とは

採用管理システム(ATS)は、応募者情報・選考状況・連絡履歴などを一元管理し、採用業務の停滞や取りこぼしを防ぐ仕組みを搭載したシステムです。

医療業界におすすめの採用管理システムとは

医療業界特有の採用課題を運用面から解消することを目的に導入されます。

医療業界特有の多職種フローに対応できる仕組み

医療機関では、職種ごとに選考の進め方や関与する担当者が異なります。

看護職は見学を経て面接を行うケースがある一方で、技師や事務職は面接中心で進むこともあります。

また、訪問看護では即戦力採用が求められるなど、スピード感も職種によって変わります。

こうした、職種・拠点ごとに異なる選考フローや決裁者の違いを前提に運用できるのが、医療業界に適したシステムです。

選考・日程調整などの調整業務をスムーズに進める機能が搭載

加えて、医療業界に適した採用管理システムには、煩雑な調整業務をスムーズにする機能が搭載されています。

採用面接には現場の師長や院長が関与することが多く、日程調整は人事だけで完結しません。複数の応募経路から情報が集まるため、応募管理や経路ごとの効果測定も曖昧になりがちです。

そのため、調整や管理を一元化できる仕組みが重要になります。

採用管理システムの費用相場は月額約2万円〜10万円

採用管理システムの費用はベンダーごとに異なりますが、小規模向けのシンプルなプランで月額2万円程度、利用人数や機能が増えると月額10万円程度が一般的な目安です。

価格差は、利用アカウント数、連携できる求人媒体数、エージェント管理や歩留まり分析機能の有無、データ保存容量、サポート範囲などによって生じます。

また、初期費用が別途発生するケースや、最低契約期間が設定されている場合もあります。

見積もりを比較する際は、月額費用だけでなく、初期費用・オプション費用・契約条件を含めた総額で判断することが重要です。


続いては医療業界向けの採用管理システムに搭載される機能を紹介しますが、すぐに具体的な選び方やおすすめの製品を確認したい方は下記からご覧ください。

▼医療業界向け採用管理システムの選び方
▼医療業界におすすめの採用管理システム

医療業界に適した採用管理システムの主な機能

医療機関向けの採用管理システムには、単なる応募者管理にとどまらず、多職種採用や複数チャネル対応、紹介会社管理などの実務に対応する機能が備わっています。

医療業界向け採用管理システムの機能

ここでは、医療業界の採用運用を前提とした際に、実際の業務で活用される主な機能を具体的に整理します。

複数職種を同時に管理できる採用フロー設計機能

採用管理システムには、職種ごとに選考フローを設定できる機能が搭載されています。

たとえば看護職には「見学→面接→内定」事務職には「書類選考→面接→内定」といった流れを設定でき、候補者の登録と同時に該当のフローが設定されます。

さらに拠点別の分岐設定にも対応し、同一画面で職種別の進捗を一覧表示できます。ステータスは自由に定義でき、滞留者の抽出や一括更新も可能です。

応募チャネルを横断して管理する一元管理機能

採用管理システムは、求人媒体、自院サイト、ハローワーク、紹介会社など各経路の応募を一つのデータベースに統合可能です。

候補者単位で応募履歴や連絡履歴、添付書類を集約し、重複応募も判別。メール送信や面接案内の記録は自動で保存され、対応状況を時系列で確認できます。

エージェント管理機能

医療業界向けの採用管理システムで特に重要なのが、エージェント(紹介会社)ごとの進捗と成果を整理する機能です。

エージェント管理機能では各エージェントとのやりとりを一元管理でき、面接到達率や内定率をエージェント別に集計

紹介料対象者の管理や条件確認の履歴保存にも対応し、重複紹介のチェックも可能です。

採用の歩留まりを可視化する分析機能

採用管理システムには、応募から入職までの各工程の歩留まりを自動集計する機能が備わっています。

職種別・応募経路別・期間別に歩留まりを表示でき、ダッシュボードでの数値の一覧化やCSV出力にも対応します。

特定ステータスでの滞留者抽出や期間比較による推移確認も可能で、採用活動の改善につなげやすくなります。

現場管理職や多拠点でも使いやすい閲覧・権限機能

医療業界向けの採用管理システムでは、ユーザーごとに閲覧・編集権限を細かく設定できます。

現場責任者は候補者情報の閲覧や評価入力のみ人事担当者はステータス更新や連絡対応など、役割に応じた操作範囲の指定が可能。

また、自拠点以外の候補者情報は確認できなくする制御も可能です。

これにより、スピード感を持った運用と、コンプライアンス強化を両立できます。

医療業界向け採用管理システムの選び方

採用管理システムは機能が似ているように見えても、対応範囲や運用設計が異なります。そのため単に機能数で比較するだけでは判断しづらいのが実情です。

医療業界向け採用管理システムの選び方

ここでは、実際の採用運用に照らして確認しておきたい選定の観点を整理します。

職種特化の求人媒体とも連携できるシステムを選ぶ

医療機関での採用は、職種特化の求人媒体や自院サイト、紹介会社など応募の入口が分散しやすいです。主要媒体と連携できるかだけでなく、連携できる媒体数の幅も確認しておくと運用が安定します。

連携先が限られると、結局一部は手作業で転記することになり、候補者情報が分散しやすくなります。

将来的に媒体を追加・見直しする可能性も踏まえ、連携の拡張性まで見ておくと安心です。

資格情報や書類の収集が効率化されるかを確認する

医療業界では職種によって確認すべき資格・免許や提出書類が異なります。選定時は、下記を確認しておくと後工程が整います。

  • Webフォームなど情報収集の仕組みがあるか
  • 資格情報(免許種別・登録番号・取得年など)を項目として収集できるか
  • フォーム項目をカスタマイズできるか

フォームで必要事項を揃えられると、面接前の確認・差し戻しが減り、担当者の個別対応も少なくなります。

紹介会社や採用経路ごとの成果測定が可能か確認する

紹介会社や媒体を複数使うほど、採用の良し悪しは「応募数」では判断しづらくなります。応募経路別や紹介会社別に、面接到達率や内定率、辞退率などを集計できるかを確認しておくと、改善につなげやすいです。

たとえば下記のような差分が見えると、予算配分や取引先見直しの判断材料になります。

  • 特定の経路だけ面接設定までの滞留が長い
  • 紹介会社によって歩留まりが大きく違う

導入後の定着支援・サポート体制を確認する

初期設定の支援範囲(職種別フロー、権限設計、テンプレ連絡など)や、運用ルール策定の伴走があるかを確認するとシステムが定着しやすくなります。

問い合わせ対応の窓口、操作説明会、マニュアル整備に加え、稼働後の改善提案や活用支援があるかも重要です。

導入を目的にするのではなく、運用が回り続ける状態を作れる支援かどうかを基準に見ておくと失敗が減ります。

医療業界に導入実績のある採用管理システムおすすめ6選

医療業界への導入実績があり、機能面でもおすすめできる採用管理システムを6つ紹介します。

選び方のポイントをもとに、適しているシステムを絞り込んでみましょう。

 RPM  

クラウドハウス
採用

HRMOS採用

HITO-Link
リクルーティング

ジョブカン
採用管理

メディカル
人材バンク

初期費用

0円

60万円

月額費用

8.5万円〜

3万円〜

5万円〜

8,500円〜

求人媒体連携

400媒体以上

20〜30媒体以上

十数媒体

40媒体以上

10媒体以上

雇用形態

正職員(新卒/中途)、アルバイト、派遣

正職員(新卒/中途)、アルバイト、契約職員

正職員(新卒/中途)

正職員(新卒/中途)、パート

正職員(新卒/中途)、アルバイト

正職員(中途)

多職種対応
(選考フローカスタマイズ)

自動返信

日程自動調整

エージェント管理

Webフォーム

採用サイト作成

権限制御

※「ー」は要問い合わせ

RPM|多くの自動化機能と職種特化媒体からの応募管理に強み

  • 国内最大級となる400以上の求人媒体との自動連携
  • 24時間365日の応募者対応・面接予約の完全自動化機能
  • 拠点・案件・職種ごとの高度な自動振り分けとステータス管理

RPM」は多くの応募を効率的に捌くことに特化した、高機能な採用管理システムです。

看護師や専門職など、応募後の初動スピードが採用成功を左右する現場において、深夜や休日でも即時に面接設定まで自動化できる点は大きな強みです。

属人化しやすい連絡業務をシステムが肩代わりすることで、現場の負担を最小限に抑えつつ、応募者の離脱を防ぎ採用成果を最大化します。

職種ごとに異なる選考フローにも対応し、Webフォームにて必要書類や資格情報の収集も可能。応募から内定、入職後の準備まで幅広くカバーします。

【料金プラン】

  • 基本機能:月額 8.5万円〜
  • オプション:月額 1万円〜

クラウドハウス採用|自社採用サイトの構築と集客支援で直接応募を最大化

  • 自院の魅力を伝えるデザイン・構成にこだわった採用サイト制作
  • SEO改善(Google Jobs等)やSNS連携による自社集客力の最大化
  • 採用のプロによる求人記事作成代行やデータ分析レポートの提供

クラウドハウス採用」は、採用サイト構築による「ブランディング」と「集客」に強みを持つサービスです。

紹介会社への依存度を下げ、自院サイトからの直接応募を増やしたい医療機関に最適です。

検索エンジン対策や専門家による運用支援が標準で含まれており、多忙で広報に手が回らない病院でも質の高い情報発信が可能です。

集客から応募者管理までを一気通貫でサポートし、採用コストの最適化を実現します。

【料金プラン】

  • 利用料:月額 3万円〜
  • 媒体連携・自動日程調整パッケージ:月額 5万円〜

HRMOS採用|選考評価を関係者間でスムーズに共有

  • ビズリーチのノウハウを活かした直感的なUIと現場連携機能

  • 紹介会社別の歩留まりや採用コストの自動レポート作成

  • ビジネスチャット連携やAIによる面接要約など、選考スピードを上げる最新機能

HRMOS採用」はデータの可視化と分析に定評がある、戦略的な採用管理システムです。

紹介会社ごとの成果や選考の滞留箇所をすぐに把握でき、多職種・多チャネルでの採用が必要な医療機関の意思決定を支援します。

現場の面接官も使いやすい操作性により、情報共有をスムーズにして選考リードタイムを大幅に短縮。入社手続きまでを一元管理でき、人事業務全体の生産性向上を叶えます。

【料金プラン】

  • 初期費用:0円
  • 月額費用:個別見積り

HITO-Link リクルーティング|新卒・中途の一元管理で大規模病院の複雑な進捗も整理

  • 新卒採用と中途採用の情報を一つの画面で一元管理
  • カレンダーツールとのリアルタイム連携による日程調整
  • 主要な求人媒体・エージェントとの広範なデータ連携

HITO-Link リクルーティング」は、パーソルグループが提供する、新卒・中途を問わず全ての採用をまとめて管理できるシステムです。

新卒看護師と中途職員の両方を並行して採用する大規模病院において、複雑な選考フローや膨大な日程調整を効率化するのに適しています。

カレンダー連携やLINE連携などの豊富なオプションにより、候補者へのきめ細かな対応と、現場担当者のスケジュール管理を高度なレベルで両立させることが可能です。

【料金プラン】

月額費用:5万円〜

ジョブカン採用管理|迷わず使えるシンプルさとコストパフォーマンスが強み

  • 業界最安クラスの料金体系と最短即日導入が可能な手軽さ
  • ジョブカン勤怠管理・給与計算など、他シリーズとのシームレスな連携
  • シンプルかつ直感的なUIで、PC操作に不慣れな現場でも容易に定着

ジョブカン採用管理」は、コストパフォーマンスに優れた採用管理システムです。

必要十分な機能を備えながらも非常にシンプルに設計されており、多忙を極めるクリニックや病院の現場スタッフでも迷わず操作できます。

低コストで始められるため、Excel管理から脱却したい小規模施設から、複数の拠点を一元管理したい中堅病院まで、無理のないシステム化と採用業務の効率化を支援します。

【料金プラン】

  • LITEプラン:月額8,500円〜(候補者数に応じた従量課金)
  • STANDARDプラン:月額3万円〜

メディカル人材バンク|医療業界特有の専門職種に特化した管理項目

  • 製薬・医療業界に特化した、専門性の高い人材データベース
  • MR、臨床開発、薬事など特定職種に即した詳細なカテゴリ管理
  • 専門アドバイザー(エージェント)による紹介とスカウト機能の併用

メディカル人材バンク」は、製薬・医療業界に特化した、採用管理システム兼人材紹介プラットフォームです。

一般の媒体では集まりにくい高度な専門職の確保に特化しており、業界特有のキャリアパスやスキルを前提としたマッチングが可能です。

掲示板や共有フォルダ機能を備え、他部門にまたがる面接官同士のフィードバック共有も容易です。専門性が高い人材への直接アプローチと、プロの介在による確実な採用を同時に実現します。

【料金プラン】

  • スタンダードプラン:初期費用 60万円 + 直接応募決定時に想定年収の20%
  • 広告掲載プラン:一律 100万円(1人目の決定まで)

採用管理システムの導入で得られるメリット

採用管理システムの導入は、単に業務をデジタル化することが目的ではありません。

応募から入職までの流れを整理し、対応の遅れや情報分散を防ぐことで、採用活動全体の質と再現性を高めることが狙いです。

応募対応スピードが上がり取りこぼしを防げる

応募者情報と連絡履歴を一元化できるため、返信待ちや対応漏れが起きにくくなります。

テンプレ連絡やリマインド、タスク管理により「誰がいつ連絡するか」が明確になり、面接設定までの時間を短縮。結果として辞退や他院決定の取りこぼし減少につながります。

現場との情報共有がスムーズになる

候補者ごとの進捗や面接メモを同じ画面で共有でき、関係者同士の確認が口頭やメール往復に偏りにくくなります。

閲覧中心の権限やコメント機能を使えば、現場は判断に必要な情報だけを素早く確認でき、人事は進捗管理に集中できます。

採用活動の改善ポイントが見えるようになる

応募→見学→面接→内定→入職の歩留まりを職種別・経路別に分解して見られるため、改善ポイントの特定が容易になります。

紹介会社や媒体ごとの成果比較、面接設定までの所要日数なども確認でき、次に打つ施策(経路見直し・運用改善)を具体化できます。

医療機関で採用管理システムの導入を成功させるポイント

医療機関では、多職種採用や現場関与といった前提があるため、設定や運用設計を誤ると形だけの導入に終わることがあります。

実際に採用の停滞を解消し、継続的に活用できる状態をつくるには、事前準備と段階的な運用設計が欠かせません。

導入前に「採用が止まるポイント」を整理する

導入前に、応募後のどこで滞留が起きているかを工程別に洗い出しましょう。例としては下記が挙げられます。

  • 面接日程の確定
  • 見学対応
  • 現場判断の確認待ち
  • 候補者連絡の遅れ

止まりやすい箇所が分かれば、採用管理システムの設定(ステータス・担当・通知)を実態に合わせて組めます。

まずは一部職種から運用を始める

いきなり全職種を移行すると、入力ルールや現場連携が固まらず混乱しがちです。まずは採用数が多い職種や、滞留が目立つ職種など対象を絞って開始しましょう。

運用ルールとテンプレ連絡、ステータス定義を整え、回る形ができてから範囲を広げると定着しやすくなります。

現場への定着を前提に設計する

医療採用は現場責任者が関与するため、現場の負担を増やさない設計が前提です。

現場は「閲覧+コメント(評価)」に限定し、人事が更新・連絡を担うなど役割分担を明確にしましょう。

通知や確認フローも最小限にし、口頭確認を減らせる形にすると定着につながります。

医療業界の採用管理システムに関してよくある質問

最後に、医療業界での採用管理システム導入にあたってよくある質問を取り上げます。

看護師・医療事務・リハ職など複数職種の採用にも対応できますか?

職種ごとに選考フロー(見学有無、面接回数、評価項目、決裁者)を分けて設定できるシステムであれば対応可能です。職種が異なる場合でも、同じ画面で進捗を管理できます。

職種別にテンプレ連絡やステータスを用意しておくと、並行採用でも対応漏れが起きにくくなります。

小規模な病院やクリニックでも導入できますか?

小規模な施設でも導入できます。少人数体制の場合は、機能を絞って「応募者管理・連絡履歴・日程調整」だけから始める運用が現実的です。

初期設定やテンプレ整備をベンダーが支援してくれるか、スマホで確認できるか、必要ユーザー数に合わせた料金体系かを確認すると失敗しにくくなります。

導入までにはどれくらいの期間がかかりますか?

目安は、契約から利用開始まで1〜2ヶ月程度です。既存システムやExcelから全職種を一斉移行する場合は、より時間がかかるケースもあります。

なお、現場での定着までは別途1〜3か月程度を目安に考えると現実的です。

まとめ:採用管理システムで医療業界特有の採用課題の解消へ

  • 医療採用は多職種・複数チャネル・紹介会社活用により、進行停滞と属人化が起きやすい
  • 採用管理システムの「職種別フロー設計・エージェント管理・歩留まり分析」で運用を可視化できる
  • 選定時は連携できる媒体数、情報収集フォーム、成果測定機能、支援体制を確認することが重要

医療業界の採用は、応募数よりも「進行管理」と「可視化」に課題が生じやすい構造があります。

採用管理システムは、多職種採用や紹介会社運用を整理し、歩留まりや滞留箇所を明確にするための仕組みです。

機能だけでなく、自院の運用に合うかを基準に選定してみましょう。

医療業界におすすめの採用管理システム「RPM」

医療業界特有の多職種採用や複数チャネル管理に対応できるのが「RPM」です。

  • 複数チャネルからの応募を自動取込し、重複判定にも対応
  • 媒体別・拠点別の歩留まり分析でコスト最適化
  • 面接日程の自動予約・リマインドで進行停滞を防止

応募者情報の一元化から面接自動予約、歩留まり分析までを一気通貫で実現。属人化や進行停滞を防ぎ、採用スピードとコスト改善を同時に支援します。

「RPM」のより詳しい機能は下記からダウンロードが可能ですので、ぜひご覧ください。

髙田輝之
髙田輝之
エン株式会社(旧・エン・ジャパン)、ゼクウで営業部長を歴任。 15年以上にわたりHR業界に携わり、企業の新卒・中途採用支援を中心に、採用戦略設計・広告運用・採用管理システム(ATS)導入・歩留まり改善など、採用領域全般の課題解決に従事。現在はゼクウにて、採用管理やHRテクノロジーをはじめ、人材採用から定着・育成までをカバーするHR全体の仕組み最適化をテーマに、記事企画・監修・執筆を行っている。現場で培った知見を活かし、複雑な人事課題を構造的に整理し、読者が正しく判断できる情報発信を心がけている。

RPMの導入前に知っておきたいポイントをご紹介