catch-img

【比較表】人材派遣管理システムおすすめ14選 タイプ別の選び方

人材派遣管理システムは、派遣スタッフの登録から契約、勤怠・給与・請求までを一括で管理し、煩雑な事務作業を効率化するためのクラウドツールです。法令遵守や情報共有を支援しながら、派遣元・派遣先・スタッフの三者をスムーズにつなぐ役割を担います。

本記事では、人材派遣管理システム「RPM」を提供する株式会社ゼクウが、主要システムの特徴や料金相場、タイプ別の選び方をわかりやすく解説します。

目次[非表示]

  1. 1.人材派遣管理システムとは?
    1. 1.1.人材派遣管理システムでできること
    2. 1.2.人材派遣管理システムの主な機能
  2. 2.人材派遣管理システムの費用相場や料金体系
  3. 3.人材派遣管理システムのタイプとそれぞれの特徴
    1. 3.1.採用・マッチングに強みがあるタイプ(前工程)
    2. 3.2.契約・勤怠・請求に強みがあるタイプ(後工程)
  4. 4.人材派遣管理システムの選び方・比較ポイント
    1. 4.1.システム導入の目的は明確か
    2. 4.2.必要機能を網羅できているか
    3. 4.3.導入規模に適しているか
    4. 4.4.料金は適切か
    5. 4.5.派遣以外の雇用形態の管理も可能か
    6. 4.6.セキュリティ対応は十分か
    7. 4.7.法改正に合わせたアップデートが行われるか
  5. 5.【採用や案件マッチングに強い】人材派遣管理システム3選
    1. 5.1.RPM
      1. 5.1.1.特徴・強み
      2. 5.1.2.料金
      3. 5.1.3.導入時の注意点
      4. 5.1.4.おすすめの企業
    2. 5.2.PORTERS Staffing
      1. 5.2.1.特徴・強み
      2. 5.2.2.料金
      3. 5.2.3.導入時の注意点
      4. 5.2.4.おすすめの企業
    3. 5.3.Matchingood
      1. 5.3.1.特徴・強み
      2. 5.3.2.料金
      3. 5.3.3.導入時の注意点
      4. 5.3.4.おすすめの企業
  6. 6.【契約・勤怠・請求に強い】人材派遣管理システム11選
    1. 6.1.スタッフナビゲーター/キャスティングナビ(中小〜中堅向け)
      1. 6.1.1.特徴・強み
      2. 6.1.2.料金
      3. 6.1.3.導入時の注意点
      4. 6.1.4.おすすめの企業
    2. 6.2.スタッフエクスプレス(中小〜中堅向け)
      1. 6.2.1.特徴・強み
      2. 6.2.2.料金
      3. 6.2.3.導入時の注意点
      4. 6.2.4.おすすめの企業
    3. 6.3.jobs(小規模・スタートアップ向け)
      1. 6.3.1.特徴・強み
      2. 6.3.2.料金
      3. 6.3.3.導入時の注意点
      4. 6.3.4.おすすめの企業
    4. 6.4.メッキー派遣管理(小規模・スタートアップ向け)
      1. 6.4.1.特徴・強み
      2. 6.4.2.料金
      3. 6.4.3.導入時の注意点
      4. 6.4.4.おすすめの企業
    5. 6.5.CROSS STAFF(中小向け)
      1. 6.5.1.特徴・強み
      2. 6.5.2.料金
      3. 6.5.3.導入時の注意点
      4. 6.5.4.おすすめの企業
    6. 6.6.Gスタッフ(大手向け)
      1. 6.6.1.特徴・強み
      2. 6.6.2.料金
      3. 6.6.3.導入時の注意点
      4. 6.6.4.おすすめの企業
    7. 6.7.SmartStaff(中小〜中堅向け)
      1. 6.7.1.特徴・強み
      2. 6.7.2.料金
      3. 6.7.3.導入時の注意点
      4. 6.7.4.おすすめの企業
    8. 6.8.ORDIA(大手向け)
      1. 6.8.1.特徴・強み
      2. 6.8.2.料金
      3. 6.8.3.導入時の注意点
      4. 6.8.4.おすすめの企業
    9. 6.9.The Staff-V(中小向け)
      1. 6.9.1.特徴・強み
      2. 6.9.2.料金
      3. 6.9.3.導入時の注意点
      4. 6.9.4.おすすめの企業
    10. 6.10.e-staffing(中小向け)
      1. 6.10.1.特徴・強み
      2. 6.10.2.料金
      3. 6.10.3.導入時の注意点
      4. 6.10.4.おすすめの企業
    11. 6.11.デジシート(中小向け勤怠管理システム)
      1. 6.11.1.特徴・強み
      2. 6.11.2.料金
      3. 6.11.3.導入時の注意点
      4. 6.11.4.おすすめの企業
  7. 7.人材派遣管理システムを導入するメリット
    1. 7.1.法定帳票の作成・管理工数を大幅に削減できる
    2. 7.2.マッチング精度の向上と営業スピード改善
    3. 7.3.コンプライアンス対応と情報管理の強化
  8. 8.人材派遣管理システムの導入前に確認しておくポイント
    1. 8.1.現場の業務フローに無理なく組み込めるか
    2. 8.2.導入・初期設定にどれくらいの工数がかかるか
    3. 8.3.既存の基幹・外部システムと連携できるか
  9. 9.人材派遣管理システム「RPM」の導入事例
    1. 9.1.月間1000~2000件ほどの応募を自動取り込みへ
    2. 9.2.マッチング機能の活用で仕事紹介数11%アップ、前年比+4%の決定数を実現
  10. 10.人材派遣管理システムについてよくある質問
    1. 10.1.無料で使える派遣管理システムはありますか?
    2. 10.2.派遣先での利用におすすめの派遣管理システムはどれですか?
  11. 11.まとめ
  12. 12.人材派遣管理システムRPMのご紹介

人材派遣管理システムとは?

人材派遣管理システムとは何か

人材派遣管理システムとは、派遣会社が行う「スタッフ登録から契約・勤怠・請求まで」の一連の業務を一元的に管理するためのツールです。契約書作成や稼働管理といった煩雑な作業を効率化し、情報の正確性と業務効率を高めます。

営業・バックオフィスなど複数部門が同じデータを共有できるため、連携ミスや二重入力を防げるのが大きな特徴です。中小から大手まで、規模や業種を問わず活用されています。

類似したシステムとして採用管理システムが挙げられますが、採用管理システムが応募~採用決定までのプロセスに特化しているのに対し、人材派遣管理システムは派遣会社がスタッフの登録から契約・勤怠・請求まで、就業後を含む一連のプロセス全体を管理するためのシステムです。

【関連記事】
採用管理システム(ATS)とは?機能やメリット、料金を比較し失敗しない選び方を解説
採用管理システム(ATS)19選を比較!失敗しない選び方や料金プランも解説

人材派遣管理システムでできること

人材派遣管理システムでは、派遣スタッフの応募情報の取り込みや案件とのマッチング、契約書作成・勤怠入力・請求処理までを一元管理できます。

人材派遣管理システムを導入することで派遣法や労働基準法に基づく労使協定書、就業条件明示書、派遣元管理台帳などの法定帳票を効率的に作成することが可能です。必要情報を入力していくことで様々な法定帳票類をそれぞれワンクリックで印刷・電子化でき、さらにはメールなどもスタッフや企業へそのまま送信できる点が大きなメリットです。

また、スタッフが自分の勤怠や給与を確認できるマイページ機能を備えた製品も多く、スタッフ満足度の向上にも寄与します。

人材派遣管理システムの主な機能

人材派遣管理システムに搭載されている主な機能は下記のとおりです。

クライアント管理

派遣先企業の基本情報、取引履歴、契約条件などを一元管理

案件管理

募集中の案件情報を登録し、条件・日程・単価などを管理

スタッフ管理

登録スタッフのプロフィール、スキル、稼働状況を管理

マッチング

案件とスタッフを条件照合により自動/手動でマッチング

勤怠管理

出退勤の入力・承認・集計をシステム上で管理

契約管理

労働契約書・覚書の作成、更新、締結状況の管理

請求管理

派遣先企業への請求書作成・発行・履歴管理を行う

給与支払い

スタッフへの給与支払や交通費・手当の精算、振込処理を行う

分析・レポート

稼働状況や売上、利益率、営業成績などをグラフやレポートで可視化

システムによっては応募管理機能やLINE連携、経理システム連携、マイページ機能などを搭載しているものもあります。

ただし上記すべての機能を十分に備えるシステムは少なく、たとえば「給与支払いは別システムと連携」「応募管理は採用管理システムと連携」など、他のシステムと組み合わせて使用することが一般的です。

人材派遣管理システムの費用相場や料金体系

派遣管理システムの費用相場

人材派遣管理システムの料金体系は主に「月額固定制」「ID課金制」が一般的です。クラウド型は初期費用が0〜30万円程度、月額2〜40万円前後で利用でき、中小企業でも導入しやすい価格帯です。

一方、オンプレミス型(買取型)は自社サーバー構築費や端末の購入が必要です。利用ユーザー数やインストールPC台数、および導入オプション内容によって費用が変動するため、相場は10〜200万円と幅があります。

なお、人材派遣管理システムの導入時には、IT導入補助金の活用が可能な場合があります。中小企業を対象にITツールの導入費用を国が補助する制度で、対象システムであれば初期費用や月額利用料の一部が補助対象となります。

補助率は最大1/2〜2/3、補助上限額は数十万円〜数百万円とされており、費用面のハードルを大きく下げることができます。対象となる製品や申請スケジュールには制限があるため、導入を検討する際は、提供ベンダーやIT導入支援事業者に早めに確認することをおすすめします。

人材派遣管理システムのタイプとそれぞれの特徴

人材派遣管理システムには多くの製品があり、それぞれの特徴や機能ごとに2つのタイプに分かれます。

派遣管理システムの種類

まずは自社の規模や課題と照らし合わせ、適している製品を絞り込みましょう。

タイプ

適している企業

使用イメージ

採用・マッチングに強み

収益性を上げたい企業
・案件マッチングのスピードを上げたい企業

契約や勤怠管理に強いシステムと組み合わせて使用

契約・勤怠・請求に強み

稼働人数が多く、契約書作成や勤怠管理を効率化したい企業

採用に強いシステムと組み合わせて使用

採用・マッチングに強みがあるタイプ(前工程)

応募受付から登録・案件マッチングまでの工程に強いタイプです。求人・スタッフ情報を同一データベースで管理し、スキルや勤務地などの条件に基づく自動マッチング機能を搭載。案件提案や進捗管理をスピーディーに行えます。

採用管理とマッチング機能で案件へのアサインが迅速化することで、稼働率や成約率の向上、そして収益性の改善に直結します。収益性の改善が課題となっている企業に適しています。

「応募管理+CRM+マッチング支援」機能を中心に構成され、契約や勤怠システムと連携して利用されるのが一般的です。主なシステムとしては「RPM」や「PORTERS」が挙げられます。

▼採用やマッチングに強みがあるタイプの製品を見る

契約・勤怠・請求に強みがあるタイプ(後工程)

契約書の作成や更新、給与計算・請求処理など後工程の業務を自動化するタイプです。スタッフごとの契約期間・単価・勤務実績に基づいて請求書や給与明細を自動生成し、電子帳票出力にも対応

稼働人数が多く、契約管理や請求処理の効率化を重視する中堅~大手企業に向いています。採用やマッチングに強いシステムと連携させることで、派遣業務全体のバックオフィスを一元管理できます。

主なシステムとして「スタッフナビゲーター/キャスティングナビ」「Gスタッフ」「ORDIA」などが挙げられます。

▼契約・勤怠・請求に強みがあるタイプの製品を見る

人材派遣管理システムの選び方・比較ポイント

人材派遣管理システムを選定する際は下記のポイントをおさえましょう。

  • システム導入の目的は明確か
  • 必要機能を網羅できているか
  • 導入規模に適しているか
  • 料金は適切か
  • 派遣以外の雇用形態の管理も可能か
  • セキュリティ対応は十分か
  • 法改正に合わせたアップデートが行われるか

システム導入の目的は明確か

人材派遣管理システムを選ぶ際は、最初に解決したい課題を明確にすることが重要です。例えば「応募者情報の転記に毎日2時間かかっている」「勤怠集計や請求処理が属人化している」といった現場の具体的な悩みを整理し、どの工程にボトルネックがあるのかを洗い出しましょう。

検討初期に目的の明確化を怠ると、「あれもこれも」と要望が膨らみ、選定が難航する原因になります。また、システム導入によって何がどれだけ改善されるのか(例:月40時間の工数削減、紙代年間○万円削減)といったインパクトを可視化しておくと、稟議もスムーズに通りやすくなります。課題・目的起点での選定が重要です。

必要機能を網羅できているか

業務のどの工程を効率化したいかにより、必要な機能は変わります。たとえば、営業支援・人選・マッチングが課題なら前工程に強い「RPM」や「PORTERS」が候補になります。一方で、契約更新・勤怠集計・請求の作業負担が大きいなら「スタッフエクスプレス」や「ORDIA」のような後工程に強い製品が適切です。

また、各種法定帳票の作成が可能かどうかも重要です。提出が義務付けられている「労働者派遣事業報告書」をはじめとした各種帳票には多くの資料が必要であり、担当者には大きな負荷がかかっていることが想定されます。契約関連資料の作成がどこまで可能なのかを確認しましょう。

導入規模に適しているか

人材派遣管理システムは、企業規模や業務範囲によって適した製品が大きく異なります。

中小企業であれば導入・運用コストを抑えられるシンプルな製品が向いていますが、大手や複数拠点を抱える企業では、契約管理や請求・分析までカバーできる統合型システムが必要です。目的の工程(前工程だけか、一気通貫か)を明確にしたうえで検討することが重要です。

たとえば、「Gスタッフ」や「ORDIA」は稼働スタッフが1,000名を超える大手の派遣会社に適しており、「jobs」や「メッキー派遣管理」はコストパフォーマンスを重視する小規模〜中規模企業に適しています。

料金は適切か

導入費用・月額費用・オプション料金など、料金体系の明確さも選定の重要なポイントです。初期費用が安くても、帳票出力やマイページなどの必須機能がオプション扱いだと、結果的に高くつく場合もあります。見積取得時には「どの工程をカバーできるか」まで踏み込んで確認しましょう。

また、派遣・紹介企業の場合は「採用コスト削減」に加えて、稼働率や成約率の向上が収益改善に直結します。応募管理や案件マッチングを一気に効率化することで、売上増加効果をもたらします。

評価軸

改善の仕組み

具体効果(例)

案件マッチング

登録スタッフの条件検索・自動推薦

マッチング時間を1/3に短縮

稼働率

スタッフへの複数案件同時提案

稼働率+5〜10pt向上

成約率

案件スピードと候補者管理の両立

成約率+10pt向上

事務コスト

契約・請求の自動化

事務工数▲25〜30%削減

料金を比較する際は、総コストだけでなく「採用コスト削減 × 稼働収益向上」による費用対効果も加味して検討しましょう。「RPM」や「PORTERS」などは、採用やマッチングの分野で代表的なシステムです。

低コストかつ低額で利用できるシステムとしては、「jobs」や「メッキー派遣管理」が挙げられます。

派遣以外の雇用形態の管理も可能か

人材サービスを提供する多くの企業では、一般派遣だけでなく、紹介予定派遣、業務委託、アルバイト、契約社員、中途採用など複数の雇用形態を同時に扱っています。こうした場合、派遣業務に特化したシステムでは対応しきれず、二重管理やExcel補完が発生しやすくなります。

管理対象が広がる可能性があるならば、複数雇用形態に柔軟に対応できるシステムを選ぶことが重要です。

セキュリティ対応は十分か

個人情報や就業履歴を扱う派遣業務では、セキュリティ対策は絶対条件です。導入時には、第三者機関による認証(ISMS、プライバシーマークなど)を取得しているかを必ず確認しましょう。

認証・基準

概要

ISMS(ISO27001)

情報セキュリティ体制に関する国際規格

プライバシーマーク(Pマーク)

日本の個人情報保護基準(JIS Q 15001)

特に「RPM」や「ORDIA」、「スタッフナビゲーター」はこれら認証取得実績があり、大手企業の要件にも応えられる体制を整えています。

法改正に合わせたアップデートが行われるか

労働者派遣法や労働基準法は度重なる改正があり、その都度、賃金体系や帳票、管理体制を見直す必要があります。たとえば2020年4月施行の「同一労働同一賃金」では、賃金テーブルの整備や職種ごとの統計データに基づいた基準値の遵守が求められました。

これに対応し、スタッフナビゲーターやキャスティングナビでは、事業所単位の労使協定設定や厚労省通達に準拠した賃金チェック機能が搭載されています。法改正に即応できるアップデート体制や帳票・マスタの対応、サポートの質もシステム選定時の重要な判断軸となります。

【採用や案件マッチングに強い】人材派遣管理システム3選

採用や案件マッチングに強い人材派遣管理システムを3つ紹介します。稼働率や成約率を上げたい企業や案件マッチングのスピードを上げたい企業に適しています。契約管理や請求管理には弱い傾向があるため、他システムとの連携を前提に検討しましょう。

RPM

PORTERS

MatchinGood

料金

月額制

ID課金制

月額制

媒体取り込み

応募管理

面接管理

クライアント・
案件・スタッフ管理

マッチング

契約管理

勤怠管理

請求計算

給与振り込み

◎=とても得意/〇=機能あり/-=非対応または情報なし(詳細はお問い合わせください)

RPM

RPMは、株式会社ゼクウが提供する大規模採用・派遣採用向けのATS(採用管理システム)です。

  • 媒体網羅性×自動化で夜間や休暇中も即応可能
  • 拠点階層の権限管理や案件・スタッフの横断管理で、多拠点の派遣運用に適合
  • LINE/Googleカレンダー連携など、現場レベルの即応性を高めるインターフェースを装備
  • 通勤時間・乗換回数・交通費の自動算出による、通勤適性を踏まえたマッチング検索が可能

媒体連携数は約400件と業界最多クラスで、応募取込の自動化・追いかけ通知・面接自動予約・LINE連携・多拠点管理といった機能を備え、派遣会社や登録型人材サービスの採用・マッチング業務を一元化します。

大手派遣を中心に広く利用されており、業界上位企業の多くで採用業務の基盤として稼働しています。大手企業の大量応募や多拠点運用、多様な業務要件に応える中で磨かれてきた実績を持つ採用支援システムです。

特徴・強み

媒体連携と応募データ自動取込

・約400媒体と自動連携し、最短5分〜45分間隔で応募データを取得(媒体によってはリアルタイム対応)
・応募情報をRPM上で一元化し、取込と同時にサンクスメールや条件分岐配信を自動処理

候補者対応の自動化

・未予約者に対して自動リマインドを送信できる「追いかけ君」機能を標準搭載
・LINE/SMS/メールを統合管理し、応募者とのやり取りをシステム内で完結

多拠点・支店別の権限管理

・全社、支店、拠点単位でのアクセス権を柔軟に設定可能
・大規模派遣組織の階層構造に対応し、現場と本部双方で管理効率を向上

企業・案件・スタッフ情報の統合管理

・スタッフデータから稼働状況・スキル・資格などを一元管理し、各拠点での登録・配属を即時に確認
・企業・案件・スタッフ・拠点を一元的に結びつけることで、マッチング検索から候補提示、マッチング後の稼働管理までをシームレスに運用

面接スケジュールの自動化

・候補者自身が日程を選択できる「自動面接予約」機能を搭載
・Googleカレンダー/Outlookとの連携で、面接官と候補者の予定を自動反映

料金

初期費用

月額費用

要問い合わせ

85,000円〜

導入時の注意点

  • 高機能な分、初期設計(ステータス設計・自動化ルール設定)に一定の運用ノウハウが必要
  • 派遣業務特有の「契約書管理」は制限があるため、基幹システムとの役割分担設計が望ましい

おすすめの企業

  • 派遣会社/紹介兼業の人材事業者で、媒体横断の自動化とエージェント推薦の一元管理を重視する組織
  • 媒体・LINE・エージェントなど複数チャネルの応募を自動取込&進捗の可視化をしたい企業
  • 属人化した現場対応を自動化し、歩留まりと稼働率を改善したい企業

PORTERS Staffing

人材紹介・派遣会社向けのCRM型採用管理システム「PORTERS」は、ポーターズ株式会社が提供するクラウドサービスです。

  • 企業・求人・候補者情報を一つのデータベースで整理・管理

  • 推薦・契約などの営業進捗をシステム上で共有し、担当者間の情報連携を効率化

  • 面談前フォーム(ZLOSS)で希望条件を収集し、候補者情報の事前把握が可能

候補者・企業・求人の3軸データを一元化し、紹介・派遣業務における情報整理と進捗管理を支援します。

特徴・強み

CRM型設計による情報管理

・企業、求人、候補者を一元管理し、推薦履歴やマッチング状況を可視化

・項目や業務フローを自社運用に合わせて柔軟に調整可能

媒体連携と応募データの自動取得

・連携モジュール「SAISOKU」を介して約30媒体とメール連携

・応募通知メールの内容を自動取得し、PORTERS上に反映

ZLOSS(面談自動化ツール)
による追加情報収集

・応募後に自動送信されるフォームで勤務地・希望条件などを追加入力

・担当者が求めるデータを体系的に集め、マッチング精度を向上

進捗・分析機能

・求人、企業、担当者単位で契約・推薦の進行状況を可視化

・紹介業務では推薦~決定までをレポート化し、ボトルネックを特定可能

料金

サービス

初期費用

月額費用

PORTERS

110,000円

16,500円/1ユーザー

SAISOKU

150,000円〜

100,000円~

ZLOSS

無料

無料

導入時の注意点

  • 複数システムを連携させる構成のため、初期設定やテストに一定の工数が必要
  • 応募者の応募通知メール経由の情報取得には限界があり、自動処理や条件分岐の柔軟性は限定的
  • 契約管理にも対応可能だが、対応している帳票の種類は限定的である可能性

おすすめの企業

  • 人材紹介・派遣を中心に、顧客・案件・候補者情報を一元管理したい企業
  • 営業から契約までのプロセスを自社設計で最適化したい企業
  • CRMを活用して進捗・契約管理を統合し、業務の属人化を防ぎたい企業

【関連記事】PORTERSとRPMの違いとは?

Matchingood

Matchingood(マッチングッド)は、株式会社ブレイン・ラボ(じげんグループ)が提供する人材派遣・人材紹介会社向けの業務支援システムです。

  • 派遣・紹介・BPOなど複合事業モデルに対応し、Excelや複数システムに分断された情報を集約
  • シリーズ連携による拡張性の高さと、クラウド型による低コスト運用が強み

派遣・紹介・請負といった幅広い事業モデルに対応し、「採用」「マッチング」「契約」「稼働」「請求」を一気通貫で管理。営業現場とバックオフィス双方の生産性向上を支援します。

特徴・強み

一元管理とマッチング機能

・求人、スタッフ、契約情報を単一データベースで管理し、条件一致による自動マッチングが可能
・スキル、職種、希望条件、稼働状況などの要素を組み合わせ、最適な人材を迅速に抽出

契約・請求管理までをカバー

・契約書、請求書を自動生成し、電子帳票形式での出力にも対応
・営業部門と管理部門をつなぐワークフロー設計により、現場と管理の連携を効率化

柔軟な拡張性とシリーズ連携

・クラウド型システムのためサーバー構築不要で導入が容易であり、項目設定・権限設定などをカスタマイズ可能
・オプション機能としてLINE連携やWEB勤怠が可能で、マイページ管理やスタッフコミュニケーションまで拡張可能

料金

初期費用

月額費用

無料

22,000円〜

導入時の注意点

  • 求人媒体とのAPI連携にはオプション契約が必要
  • 導入初期には帳票設計・権限設定などの構築工数が発生
  • 契約・請求管理を内包しているため、既存の基幹システム(例:スタッフV、給与・勤怠システムなど)と役割が重複する場合がある

おすすめの企業

  • 派遣・紹介・請負・BPOなど複数事業を一元管理したい企業
  • 複数システムやExcelでの分断運用を解消し、業務統合を進めたい企業
  • 採用管理だけでなく、営業・契約・稼働・請求を統合的に最適化したい企業

【契約・勤怠・請求に強い】人材派遣管理システム11選

契約や給与などバックオフィスに強い人材派遣管理システムを比較表で取り上げた10サービスに加え、勤怠管理に特化した「デジシート」を含めた全11サービス紹介します。バックオフィス業務を効率化したい企業に適しています。案件マッチングや稼働率の向上には弱い傾向があるため、他システムとの連携を前提に検討しましょう。

スタッフナビ/
キャスティングナビ

スタッフ
エクスプレス

jobs

メッキー派遣管理

CROSS STAFF

Gスタッフ

SmartStaff

ORDIA

The Staff-V

e-staffing

デジシート

対象規模

中小〜中堅

中小〜中堅

中小

小規模・
スタートアップ

中小

大手

中小〜中堅

大手

中小

中小

中小

料金

ID課金/買取

月額制

月額制

月額制

月額制

月額/ID課金/買取

月額制

ID課金/買取

月額制

クライアント・
案件・スタッフ管理

マッチング

契約管理

◯ 

勤怠管理

請求計算

給与計算

◯ 

〇=機能あり/-=非対応または情報なし(詳細はお問い合わせください)

スタッフナビゲーター/キャスティングナビ(中小〜中堅向け)

スタッフナビゲーター/キャスティングナビは、ユニテックシステム株式会社の人材派遣・人材紹介向け業務管理システムです。2001年の販売開始以来、累計3,000社以上※の導入実績。スタッフ・契約・勤怠・給与・請求までを単一DBで一元管理し、クラウド/オンプレミスのいずれでも運用可能です。

  • 中小〜中堅向けに契約起点の実務機能と帳票群が充実

  • 長期(スタナビ)×単発・請負(キャスナビ)の2系統で業態に最適化

  • メール/SMS/LINE一斉配信や進捗ステータス管理で、マッチング〜稼働後まで業務を横断

ラインアップは、スタッフナビゲーター(長期・月払い/ホワイトカラー)と、キャスティングナビ(単発〜長期・日払/週払対応/販売・イベント・製造など)の2系統。中小〜中堅規模を主な対象とし、契約関連帳票の豊富さに強みがあります。

※出典:人材派遣管理システム「スタッフナビゲーター」「キャスティングナビ」(2025年12月16日閲覧)

特徴・強み

基本業務のフルカバーと実務的UI

・スタッフ/案件/契約書発行/勤怠回収/給与計算/請求処理を標準機能で一気通貫
・必須項目の視覚化、メモ/引継ぎ機能など現場起点の操作性

多様な就業・支払形態に柔軟対応

・単発1日〜長期まで、日払・週払・月払の計算ロジックを装備
・キャスティングナビは請負(アウトソーシング)管理にも対応し、イベント・短期アルバイト運用に強い

契約・勤怠・帳票の実務最適化

・IC、PC、スマホ打刻+Web承認でタイムシートを電子化
・法定帳票、年調、社会保険帳票・売上/粗利分析まで帳票が無数に揃い、電子配布・メール送付に対応

料金

スタッフナビゲーター

初期費用・導入費用

料金

月額プラン

150,000円

1ライセンス月額15,000円

買取プラン
(シングル版)

100,000円〜

498,000円

買取プラン
(チーム版)

150,000円〜

1,000,000円

買取プラン
(支店版)

150,000円〜

1,500,000円

キャスティングナビ

初期費用・導入費用

料金

月額プラン

150,000円

1ライセンス月額20,000円

買取プラン
(シングル版)

100,000円〜

998,000円

買取プラン
(チーム版)

150,000円〜

1,500,000円

買取プラン
(支店版)

150,000円〜

2,000,000円

導入時の注意点

  • 求人媒体とのAPI自動連携は対応可否が不明で、CSV取込や外部ツール連携で補完する必要がある可能性
  • 初期は帳票レイアウト/権限/マスタ設計に一定工数が必要で、運用フローに合わせた設定設計が必要
  • オンプレミスは自社保守・バックアップ・更新が必要

おすすめの企業

  • 派遣・請負・紹介予定をひとつの仕組みで管理したい中小〜中堅の派遣会社
  • 稼働50名超で契約管理が煩雑になりつつある企業

スタッフエクスプレス(中小〜中堅向け)

STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)は、株式会社エスアイ・システムが提供する人材派遣会社向けクラウド型オールインワン基幹システムです。

  • 初期費用ゼロ/月額2.5万円〜で導入できる高コスパ
  • 業務フローの可視化UIで、派遣初心者や多拠点展開企業にも使いやすい
  • グループ会社や複数法人での利用に対応したグループエディションがあり、多拠点・グループ展開企業にも適する

派遣スタッフ管理から応募対応、契約書類作成、勤怠・給与・請求まで派遣業務全工程を1つのシステムで統合し、データの一元化による二重入力・ミスの削減と業務効率化を実現します。派遣・紹介・請負・準委任・警備など幅広い事業形態に対応し、画面上に業務フローを可視化するUI設計で操作性と実務定着性を高めています。

特徴・強み

派遣業務全体を統合管理

・応募者対応、スタッフ情報、契約、勤怠、給与、請求まで全業務を1データベースで一貫管理
・派遣元・派遣先双方のデータを統合し、マッチングや契約更新の自動化を実現

柔軟な料金体系と導入ハードルの低さ

・初期費用0円で導入可能なクラウドサービス

・月額制サブスクリプションで、スモール(月25,000円)/ライト(月30,000円)/オールインワン(月35,000円)と3プラン構成

外部連携・サポート・セキュリティ

・派遣特化の勤怠管理システムe-staffingとの連携が可能
・クラウド基盤はISO準拠の情報セキュリティで構築され、個人情報・契約データも安全に保護

料金

サブスク(月額)

買い切り価格

オールインワンプラン

35,000円~

600,000円〜

ライトプラン

30,000円~

500,000円〜

スモールプラン

25,000円~

400,000円〜

導入時の注意点

  • 求人媒体とのAPI連携可否は明記されておらず、CSV対応の必要がある可能性
  • 初期設定は項目数が多く、帳票レイアウト・権限設計などに準備期間が必要
  • 給与・契約・請求を内包するため、既存基幹システムと重複機能が発生する可能性あり

おすすめの企業

  • 派遣・紹介・請負・BPOなど複数の事業形態を統合管理したい企業
  • 求人〜スタッフ〜契約〜勤怠〜請求を一元化してDX推進したい中堅〜大手派遣会社
  • 複数拠点・グループ企業で派遣事業を展開し、共通基盤で情報共有したい企業

jobs(小規模・スタートアップ向け)

jobsは、株式会社テクノロジーズが提供するクラウド型・定額制人材派遣管理システムです。スタッフ数やID数で料金が増えない定額制が特徴で、派遣・請負・紹介を一元管理できます。勤怠・契約・給与・請求の基幹業務をスマホ/PCで完結し、LINE通知や既読管理など現場連絡の実務にも対応します。

  • 派遣・請負・紹介の複数形態対応が標準機能として統合されており、事業拡大や複数サービス展開企業にも対応
  • 小規模/初導入企業向けに使いやすさを重視しながら、登録人数が多い運用にも耐えうる設計バランス
  • スマホ・クラウド・マイページ/派遣先承認機能など、現場・派遣スタッフのアクセス性・実務効率に配慮

特徴・強み

完全定額・人数無制限利用

アカウント数/登録スタッフ数に制限なしで契約書作成や勤怠管理も追加費用なく利用できる料金設計

派遣・請負・紹介まで業務形態をカバー

・請負・紹介業務も基本機能としてカバー
・顧客、案件、スタッフ、勤怠、給与までをクラウドで統合

小規模事業者でも使いやすいUI/導入設計

・登録スタッフにも操作しやすい画面設計でマニュアルなしでも利用可能
・クラウドサービスとして提供され、社外/派遣先/現場スタッフもスマホ・PCからアクセス可能

料金

初期費用

月額費用

無料

33,000円

導入時の注意点

  • 定額制ゆえに、スタッフ数が極少・機能利用が限定的な場合は従量課金型で最小規模スタートできる製品と比較した方がコストメリットが出る可能性あり
  • 求人媒体自動連携(API)や高度なマッチングアルゴリズムには非対応の可能性が高く、事前に要件とのギャップを確認

おすすめの企業

  • スタッフ数数十~数百名規模で、登録人数・ユーザー数が今後拡大見込みの派遣会社
  • 派遣だけでなく、請負や紹介事業も視野に入れている中小~中堅企業
  • スマホ・Webで契約書・就業条件明示書・勤怠承認を行いたい、モバイル対応・携帯アクセス強化のニーズがある企業

メッキー派遣管理(小規模・スタートアップ向け)

メッキー派遣管理(MEKKY)は、株式会社アドソフトが開発・提供する人材派遣業務特化型クラウドシステムです。初期費用・月額費用が0円から使えるフリープランの提供が最大の特徴で、応募者管理からマッチング、勤怠・給与・請求まで派遣業務の基本機能を網羅しています。

  • AIマッチング+GIS可視化の2軸で、属人業務を自動化し戦略的派遣を支援
  • クラウド型+カスタマイズ性を両立し、企業成長に合わせて段階的に拡張可能
  • 導入時の費用リスクが極めて低く、スタートアップや小規模派遣会社の初期導入に最適

加えて、AIによる自動マッチング機能や地図(GIS)連携による可視化分析など、デジタル技術を活かした機能が充実しており、低コストながらも実務効率化と戦略的活用の両面に強みを持つシステムです。

特徴・強み

高コスパ設計

・フリープラン(無料)から利用可能で、基本的な派遣管理機能を利用可能
・業務拡大に合わせて月額19,800円〜のスタンダードプランや、個別要件に応じたプレミアムプランに移行できる

AIによる自動マッチング機能

・派遣業務専用に最適化されたAIが、登録スタッフのスキル・職種・勤務地・希望条件を解析し、求人とのマッチングを自動提案
・検索条件を入力するだけで最適な候補リストが提示され、属人作業を軽減

GIS(地図)連携による可視化

・地図上にスタッフ・派遣先を自動プロットし、地域別の配置・稼働・求人分布を可視化。

・地理情報からエリア別の人員バランスや商圏を分析し、営業戦略や採用方針を最適化

柔軟なカスタマイズ

・開発元アドソフトのエンジニアによる個別カスタマイズ対応が可能
・無料プランを含む全プランで、電話・メール・Web会議によるサポートを提供

料金

初期費用

月額費用

フリープラン

0円

0円

スタンダードプラン

55,000円

19,800円〜

プレミアムプラン

55,000円

41,800円〜

導入時の注意点

  • AI・GIS機能はデータ蓄積によって精度が高まる仕組みのため、導入初期は効果が限定的な場合あり
  • 最低利用期間が6ヶ月に設定されており、短期解約は不可

おすすめの企業

  • 初期投資ゼロで派遣管理システムを導入したい中小・新興派遣会社
  • 勤怠・給与・請求などのバックオフィス業務を少人数で効率化したい企業
  • AIを活用してマッチング精度とスピードを高めたい企業

CROSS STAFF(中小向け)

CROSS STAFF(クロススタッフ)は、株式会社アイルが提供する人材派遣会社向けクラウド型スタッフ管理システムです。

  • コミュニケーション強化と定着支援に特化したクラウド型派遣管理システム
  • マイページ×専用チャットアプリで、現場と派遣元をリアルタイムにつなぐ
  • ポイント制度搭載によりスタッフロイヤルティ設計を実現

派遣スタッフの情報・契約・就業記録・台帳・帳票をASP環境で一元管理し、マイページ+専用チャットアプリによってスタッフと派遣会社のコミュニケーションを効率化します。低コストで導入できるクラウド型として、中小規模の派遣会社を中心に支持されています。

特徴・強み

スタッフマイページによる
情報共有と管理効率化

・登録スタッフごとに専用マイページを発行し、就業先・契約条件・配布資料などをオンライン閲覧可能
・求人通知・シフト案内・契約更新依頼などを一斉配信でき、紙やメールのやり取りを削減

アプリ連携による
双方向コミュニケーション

・既読/未読管理で情報の行き違いを防止し、現場連絡の迅速化を実現
・勤怠連絡・緊急対応・面談調整などをアプリ上で完結できるため、電話依存の業務を大幅削減

豊富な標準機能と拡張性

・スタッフ基本情報/契約管理/派遣先管理/派遣台帳作成を網羅
・Web給与明細発行機能、クラウドストレージ共有機能などをオプションで追加可能

料金

初期費用

月額費用

基本料金

0円

30,000円

アプリ導入費用

150,000円

50,000円

導入時の注意点

  • 求人募集管理や応募受付などのフロント機能は非搭載で、ATSや求人媒体との併用が前提
  • CRM/会計ソフトなどとのデータ連携が必要な場合はCSV出力で対応

おすすめの企業

  • 稼働率・定着率に課題があり、ポイント制度などでモチベーション施策を強化したい企業
  • 低コストで導入できるクラウド型派遣管理ツールを探している中小規模企業
  • 紙帳票・FAX運用から脱却し、Web契約・Web勤怠・Web明細を実現したい企業

Gスタッフ(大手向け)

Gスタッフは、株式会社ネスティが提供する人材派遣・業務請負・人材紹介のオールインワン基幹システムです。

  • 派遣/紹介/請負を単一DBで統合するフルスコープ設計
  • 標準×個社カスタマイズのハイブリッドで、現場実務に密着した業務適合を実現

長年の開発実績を背景に、スタッフ登録や契約書管理、勤怠・給与計算、請求・支払、有給・売上分析までを一元化。クラウド版(GスタッフV2)とオンプレミス版(GスタッフNS)を選択でき、企業規模や運用方針に合わせた導入が可能です。

特徴・強み

オールインワンで基幹業務を一元化

・契約更新や時給変更、割増計算など複雑な計算ロジックを自動化し、二重入力を排除
・スタッフ登録から契約、支払い、月次分析まで単一システムで完結

高いカスタマイズ性

・画面項目、帳票レイアウト、処理フローを自社業務に合わせて柔軟に調整
・ATS/勤怠打刻/会計ソフト等とデータ連携が可能で、既存システムの中核として統合しやすい

法令準拠と導入・運用サポート

・週40時間・月60時間超の残業計算や上限制御に対応、法改正にも迅速追随
・全国の労働局見解や運用知見を反映し、コンプライアンス運用を支援

料金

初期費用

月額費用

クラウド:GスタッフV2

900,000円+302,000円〜

125,000円〜

オンプレミス:GスタッフNS

要問い合わせ

要問い合わせ

導入時の注意点

  • 高機能ゆえ中小規模ではオーバースペックになり得るため、活用機能の取捨選択が重要
  • 初期/運用コストは中堅以上向けで、従量課金型サービスとの費用対効果比較がおすすめ
  • カスタマイズ開発はリードタイムが伸びやすく、まず標準機能で早期稼働→段階的に拡張する計画が合理的

おすすめの企業

  • 数百〜数千名規模のスタッフを抱える中堅〜大手の派遣会社
  • 紹介予定派遣や請負など複数事業を一元管理したい企業
  • 既存のCRM/勤怠/会計と連携しつつ基幹を統合したい企業

SmartStaff(中小〜中堅向け)

SmartStaff(スマートスタッフ)は、株式会社スマートスタッフが提供する人材ビジネス向け給与計算・請求管理ASPシステムです。派遣・請負・職業紹介などで発生する勤怠確認〜給与計算〜請求書発行といったバックオフィス業務をクラウド上で自動化します。

  • 短期・単発派遣運営に特化し、当日確認・出欠管理を自動化
  • 給与・請求・勤怠をワンストップで処理し、紙業務を完全デジタル化
  • 初期コストが低く、従量課金制で柔軟運用できる

初期投資が小さく、最大60日間の無料トライアルも用意されており、中小規模の派遣会社でも導入しやすいクラウドサービスです。

特徴・強み

短期・単発派遣に強い自動化設計

・就業前日・当日の勤務確認メールを自動配信し、欠勤・遅刻を早期に把握
・案件ごとにシフト表や勤務予定を登録し、募集〜アサイン〜勤怠報告まで一元管理

給与・請求処理の自動化とペーパーレス化

・勤怠データをもとに時給・日給・残業・深夜手当など複雑な計算を一括処理し、給与・請求金額を自動計算
・請求書レイアウトを複数作成・選択でき、クライアントごとに自動作成が可能

低コスト・柔軟な利用体系

・ASP型クラウドサービスのため、サーバや機器不要・初期費用が軽微
・従量課金制(月単位)で利用した月だけ費用が発生。繁忙期のみの利用にも対応

料金

初期費用

月額費用

90,000円〜

50,000円〜

※60日間の無料トライアルで全機能を試用可能

導入時の注意点

  • 社内利用ライセンス数ベースの料金体系のため、利用ユーザーが多い企業では費用が上昇

おすすめの企業

  • 短期・単発・イベント派遣を多数運営し、出欠確認・給与処理の手間を削減したい企業
  • 稼働スタッフ数が月ごとに変動する中小規模の派遣会社
  • 無料トライアルで機能を検証し、初期投資を抑えて導入したい企業

ORDIA(大手向け)

ORDIA(オルディア)は、株式会社ステラスが提供する人材派遣・人材紹介業向けの総合業務支援システム(ERP)です。

  • ERP発想で派遣/紹介/請負を単一DBで統合し、経営管理まで視野に
  • 高カスタマイズ性で独自要件に適合
  • 優良派遣事業者認定対応や各種労務管理機能など、コンプライアンス面が強固

長年の提供実績を背景に、スタッフ登録から契約、勤怠、請求までを単一システムで一元管理。派遣に加え紹介・請負/アウトソーシングにも対応し、中堅〜大手まで幅広い規模の導入に応えます。

特徴・強み

派遣基幹処理をオールインワンで統合

・登録/採用〜契約・就業管理〜請求・給与支払いまで一気通貫で処理
・契約情報を起点に勤怠・給与・請求へデータ連動し、二重入力とミスを削減

汎用性・拡張性

・標準機能に加え個別カスタマイズが可能で、大企業の複雑要件にも対応

・BI/外部分析ツール連携で、稼働・売上の高度分析も可能

充実サポートと法改正対応

・導入時はAS-IS/TO-BE設計、帳票調整、データ移行まで専任支援
・法改正、制度変更時は迅速アップデートで最新運用に追随

料金

初期費用

月額費用

1,100,000円〜

1ユーザー22,000円

※ライセンス版は要問い合わせ

導入時の注意点

  • 多機能のため段階導入(核機能から順次拡張)が現場定着に有効
  • 費用は個別見積もりが基本で、総保有コスト(初期・運用・拡張)で他製品と比較検討が必要

おすすめの企業

  • 派遣に加え紹介予定派遣/請負等の複数事業を一元管理したい大手・中堅
  • 全国多拠点でリアルタイムにデータ共有し、経営管理を強化したい企業
  • 長期安定稼働の基幹システムを重視し、法改正対応・監査耐性まで考慮する企業

The Staff-V(中小向け)

The Staff-V(スタッフブイ)は、株式会社ヒューアップテクノロジー(旧:ビジネスアプリケーション)が提供する人材派遣業務専用の統合管理システムです。

  • 全国1万拠点導入による信頼性
  • 派遣実務に特化し、現場で使える操作性とコンプライアンス対応力を両立

派遣スタッフ管理、契約書作成、勤怠・給与・請求・顧客管理など、派遣ビジネスに必要な機能を網羅。派遣法施行当初から改良を重ね、全国10,000拠点以上※の導入実績を誇ります。

※出典:「派遣管理システムなら【The Staff-V】」(2025年12月16日閲覧)

特徴・強み

現場運用に適した設計

・入力漏れ防止の必須項目色分け表示や、付箋・メモ機能で引継ぎ事項を管理
・契約書/請求書の電子化、アラート機能など派遣実務に即した機能を標準搭載

法改正への即応とサポート体制

・労働者派遣法や同一労働同一賃金、電子帳簿保存法など、法改正時のアップデートを迅速反映
・追加費用なしで最新版が提供され、常に最新法令準拠を維持

柔軟な運用形態と拡張性

・拠点間データ共有や単独事業所運用まで対応し、事業規模・セキュリティ要件に応じて構成最適化
・自社開発の「PaySheet(電子給与明細)」や「AppInvoice(オンライン請求)」など周辺ソリューション連携も可能

料金

要問い合わせ

導入時の注意点

  • 個別見積もり制のため、事前に要件整理が必要(スタッフ数・拠点・利用形態など)
  • 派遣専用設計のため、紹介業務など他領域を含む場合は別製品を検討

おすすめの企業

  • 複数拠点でスタッフ・契約・勤怠を統合管理したい中堅〜大手企業
  • クラウド/オンプレ両対応で、自社のセキュリティポリシーに合わせて運用したい企業
  • 既存システムに課題を抱え、業界標準の安定稼働システムへリプレイスしたい企業

e-staffing(中小向け)

e-staffing(イー・スタッフィング)は、株式会社イー・スタッフィングが提供する人材派遣会社向けの業務支援システムです。派遣元企業(人材派遣会社)と派遣先企業が共同利用し、契約手続きや勤怠・請求処理をオンラインで一元化します。

  • 派遣先と派遣元が同一システム上で運用する業界標準プラットフォーム
  • 契約・勤怠・請求といった派遣業務の中核プロセスに特化
  • 法改正対応・帳票更新などをサービス側で自動反映する仕組みを備え、コンプライアンスリスクを最小化

累計で派遣先約5,724社・派遣元約15,041社※が利用しており、派遣業界で最も普及しているプラットフォームの一つです。

※出典:派遣管理 e-staffing システム(2025年12月16日閲覧)

特徴・強み

派遣先・派遣元の
共同利用プラットフォーム

・派遣契約、就業状況、勤怠データなどを、派遣先と派遣元が同じシステム上でリアルタイム共有。

・業界共通の標準インターフェースにより、派遣先が変わっても同じ運用ルールで対応できる

契約・勤怠・請求の電子化

・派遣契約書・就業条件明示書をWeb上で作成でき、派遣先は内容を確認・承諾するだけで締結完了
・派遣スタッフの勤怠入力→派遣先承認→派遣元確認のフローを即時反映し、給与計算・請求処理にそのまま利用可能

コンプライアンスと業界標準への対応

・派遣法や関連ガイドラインに準拠した帳票・管理項目を標準搭載
・36協定チェック、抵触日管理、電子帳簿保存法対応など、派遣業務特有の法令要件をカバー

料金

利用者区分

初期費用

月額費用

派遣元企業(人材派遣会社)

無料

1契約・1スタッフあたり 月額1,000円

派遣先企業(受け入れ企業)

無料

無料

導入時の注意点

  • 求人管理・スタッフ登録・マッチングなどの採用管理機能(ATS)は非搭載のため、別システムとの併用が必要
  • 初期導入ではスタッフ・取引先情報のマスタ登録が必要

おすすめの企業

  • 大手企業への人材派遣を行う派遣会社で、契約・勤怠・請求の手続きをオンライン化したい企業
  • スタッフ数・契約件数が多く、契約書作成〜勤怠承認〜請求処理を効率化したい中堅〜大手の派遣会社
  • 主要取引先がe-staffingを利用しており、情報共有を標準化したい派遣会社

デジシート(中小向け勤怠管理システム)

デジシート(DigiSheet)は、株式会社ヒューアップテクノロジー(提供:The Staff-V)が提供する人材派遣業に特化したクラウド型勤怠管理システムです。導入派遣先は5,000社以上、利用ユーザーは8万人※を超える実績を誇ります。

  • 単発・シフト派遣など多様な就業形態に強い柔軟設計
  • 法改正対応や残業アラートなど、労務コンプライアンス強化を支える機能を搭載
  • 派遣元・派遣先・スタッフ三者のリアルタイム連携で、現場レベルの運用効率を可視化

派遣スタッフの勤務実績(タイムシート)収集から承認・集計・出力までをオンライン上で完結でき、派遣元・派遣先・派遣スタッフの三者がリアルタイムに勤怠情報を共有できます。

※出典:派遣会社向け勤怠管理システム【デジシート】(2025年12月16日閲覧)

特徴・強み

クラウド勤怠管理による
ペーパーレス化

・スタッフの勤怠入力、派遣先担当者の承認、派遣元での集計まで、すべてをWeb上で完結
・派遣先で承認されたデータは即時に派遣会社へ反映

多様な勤務形態

・日勤・月単位の就業はもちろん、シフト制勤務など多様な働き方に対応
・シフト表作成、出欠確認、自動集計機能を備え、現場でも効率的に運用可能

法令対応への柔軟性

・時間外労働のアラート機能(オプション)により、週40時間・月60時間超過を自動検知し、過重労働を未然に防止
・36協定などの制度変更にもサービス側でアップデート対応

現場と本部をつなぐ派遣特化機能

・マルチデバイス対応によりスマートフォンからの入力・承認も可能で現場担当者の手間を軽減

・他の派遣管理システム(契約・スタッフ管理システム)とのデータ連携機能を備え、勤怠データのみの独立運用にも適応

料金

要問い合わせ

導入時の注意点

  • 勤怠・契約管理に特化したシステムのため、求人管理やマッチング機能は非搭載

おすすめの企業

  • 紙の勤務表やFAX回収など、アナログ勤怠運用から脱却したい派遣会社
  • 短期・スポット・シフト勤務など、不定期就業スタッフを多数抱える企業(販売・イベント・警備など)
  • 既存の派遣管理システムに勤怠機能がなく、勤怠データ集計のみ効率化したい中堅〜大手企業

人材派遣管理システムを導入するメリット

人材派遣管理システムの導入には、煩雑な書類作成の自動化や稼働率向上といったメリットがあります。

法定帳票の作成・管理工数を大幅に削減できる

人材派遣業では、派遣法や労働基準法に基づく各種帳票の作成・管理が不可欠です。人材派遣管理システムを導入することで、労使協定書、就業条件明示書、派遣元管理台帳などの法定帳票を効率的に生成できるようになり、これまで手作業で行っていた書類作成の工数を大幅に削減できます。

また、帳票の様式更新や保存管理にも対応しており、法令改正への迅速な対応や、監査対応時の負担軽減にも寄与します。限られた人員でも法令遵守を徹底できる体制づくりを支援します。

マッチング精度の向上と営業スピード改善

登録スタッフのスキルや希望条件、稼働状況を把握するには、常に最新情報の管理と社内共有が不可欠です。人材派遣管理システムの活用により、案件とスタッフの情報を一元管理でき、条件に合った人材をすぐに抽出できます。

営業担当者と人材コンサルタント間のやりとりもスムーズになり、マッチングのスピードと精度が大幅に向上。人選にかかる時間を短縮でき、顧客への迅速な提案につながります。

コンプライアンス対応と情報管理の強化

契約更新や抵触日などの管理は、抜けや漏れが発生しないとは言い切れません。人材派遣管理システムには、抵触日の自動通知や契約更新アラートが備わっているものも多く、管理工数を減らしながらリスクを回避できます。

また、ISMSやPマークの認証を取得したシステムであれば、社内外への説明責任を果たす上でも安心感があります。情報管理の負担を軽くしつつ、信頼性の高い運用体制が築けます。

人材派遣管理システムはRPM

人材派遣管理システムの導入前に確認しておくポイント

人材派遣管理システムの導入前には、現状の業務との適正や導入工数、外部連携を確認しておきましょう。

現場の業務フローに無理なく組み込めるか

機能が充実していても現場が扱いきれなければ意味がありません。たとえば、営業や内勤スタッフが日々使う帳票や一覧画面が、自社の業務フローや呼び方にフィットしていないと、結局Excel併用に戻ってしまうケースもあります。

導入前には、実際の運用画面や帳票サンプルを確認し、自社業務にそのまま落とし込めるか、現場メンバーが違和感なく使えるかを必ずチェックしておくことが重要です。

導入・初期設定にどれくらいの工数がかかるか

導入時の設定項目が多いことで稼働開始までに数ヶ月かかることもあります。特に、契約書や請求書などの帳票レイアウト調整、既存スタッフ情報のインポート作業、運用ルールの設計には予想以上の社内工数が発生しがちです。

導入スケジュールやベンダーサポート体制、マスタ整備の範囲を事前に確認し、余裕を持ったスケジュールで進めることがスムーズな立ち上げの鍵になります。

既存の基幹・外部システムと連携できるか

すでに会計ソフトや給与システム、求人媒体などを活用している場合、それらと連携できないと二重管理が発生し、逆に手間が増えてしまいます。

たとえば、「勤怠と給与が連動しない」「求人情報を手入力しなければならない」といった運用にならないよう、CSV出力・API連携の有無や、具体的な連携実績をベンダーに確認しておくことが大切です。連携性は導入後の業務効率に直結するポイントです。

人材派遣管理システム「RPM」の導入事例

RPMは採用や案件マッチングに強みを持つ人材派遣システムです。RPMを導入された人材派遣会社さまの導入事例を紹介します。

月間1000~2000件ほどの応募を自動取り込みへ

アパレル業界特化型の人材派遣会社アクトブレーンでは、月間1000~2000件にのぼる応募情報を手作業で自社HPに転記しており、毎日午前中をこの作業に費やす状況でした。加えて、応募者への初回連絡が遅れ、歩留まりの悪化も課題でした。

こうした背景から、採用管理システム「RPM」を導入。応募情報の自動取り込みにより月60時間の工数を削減し、応募翌日の午前中には連絡が可能になりました。

その結果、応募者との接触率は約10%、登録率は約8%向上。複数媒体を一元管理できる仕組みと、継続的に伴走するサポート体制が、業務効率化と採用成果向上を支えました。

※出典:RPM「株式会社アクトブレーン」

マッチング機能の活用で仕事紹介数11%アップ、前年比+4%の決定数を実現

事務系職種を扱う派遣会社では、月間1,000〜1,200名の応募がある中、案件をExcelで管理。スタッフがそれぞれ独自の方法で案件を検索していたため、情報の属人化と紹介漏れが課題でした。

そこで「RPM」を導入し、マッチング検索機能を活用。よく使う検索条件を保存してワンクリックで検索できるようになり、ヒット案件を漏れなく紹介できる体制を構築しました。

その結果、月間平均の仕事紹介件数は748件から830件へと約11%増加。就業決定数も前年比4%アップを達成し、効率的かつ成果の出るマッチング体制を実現しました。

人材派遣管理システムについてよくある質問

最後に、人材派遣管理システムに関してよくある質問を取り上げます。

無料で使える派遣管理システムはありますか?

代表例として「メッキー派遣管理」があります。初期費用・月額料金が0円のフリープランがあり、スタッフ管理(10名まで)・契約管理(30件まで)・勤怠・給与・請求など基本機能を無料で利用できます。小規模企業やスタートアップがまず低コストで導入を始めたい場合におすすめです。

派遣先での利用におすすめの派遣管理システムはどれですか?

派遣元・派遣先の双方で勤怠管理ができるシステムとして「e-staffing」が挙げられます。また、「スタッフナビゲーター」や「スタッフエクスプレス」などは、派遣元・派遣先・スタッフが同一システム上で情報を共有でき、契約書の電子化もWeb上でスムーズに行えます。

まとめ

  • 人材派遣管理システムでは派遣スタッフの応募・契約・勤怠・給与・請求までを一括で管理でき、法定帳票の自動作成によってコンプライアンス体制を強化できる
  • 「採用・マッチング」「就業・勤怠」「契約・請求」の3タイプがあり、自社の課題工程に合わせた最適なシステム選定が可能
  • 料金体系は月額固定制やID課金制が主流。導入目的や業務規模を踏まえて費用対効果の比較検討が重要

人材派遣管理システムは、派遣会社が行う応募・契約・勤怠・給与・請求といった全工程を一元管理するための基幹ツールです。法定帳票を自動生成し、労務・契約管理のミスを防ぐことで、法令遵守と業務効率化を同時に実現します。

製品は主に「採用・マッチング」「就業・勤怠」「契約・請求」に強みを持つ3タイプに分かれ、自社の課題に合わせた選定が重要です。コストだけでなく、使いやすさやサポート体制、外部連携の柔軟性も比較ポイントです。

人材派遣管理システムRPMのご紹介

  • 応募〜面接〜案件マッチングまでの進捗をリアルタイム共有
  • 400媒体以上との自動連携で入力・確認作業を削減
  • スタッフの対応漏れ防止&自動アラートで離職リスクを低減

RPMは、派遣スタッフの応募データを自動で取り込み、面接設定や連絡もワンクリックで完結する人材派遣管理システムです。拠点・媒体ごとの進捗をリアルタイムで可視化でき、担当者間の情報共有もスムーズ。さらに、自動メール・SMS・LINE連携機能により、夜間や休日の対応も自動化可能です。稼働率・成約率の向上や収益性の向上に課題がある場合はぜひご検討ください。

髙田輝之
髙田輝之
エン株式会社(旧・エン・ジャパン)、ゼクウで営業部長を歴任。 15年以上にわたりHR業界に携わり、企業の新卒・中途採用支援を中心に、採用戦略設計・広告運用・採用管理システム(ATS)導入・歩留まり改善など、採用領域全般の課題解決に従事。現在はゼクウにて、採用管理やHRテクノロジーをはじめ、人材採用から定着・育成までをカバーするHR全体の仕組み最適化をテーマに、記事企画・監修・執筆を行っている。現場で培った知見を活かし、複雑な人事課題を構造的に整理し、読者が正しく判断できる情報発信を心がけている。

RPMの導入前に知っておきたいポイントをご紹介