
転職エージェントおすすめ比較150選!年代・職種・年収別に厳選ガイド
転職エージェントは種類が多く、「どれを選べばいいのか分からない」という声が非常に多い領域です。
本記事では、2025年11月時点の主要サービスから45社を厳選して特徴をシンプルにレビューし、さらに150社を専門カテゴリ・公開求人数・運営会社つきで一覧化(比較表)しました。
まず登録すべき王道3社(リクルートエージェント/doda/ビズリーチ)を起点に、年代(20代/30代/40代)、職種(IT・メーカー・医療・コンサル)、年収帯(600万〜/800万〜)など、状況に応じた最適な特化型が迷わず選べる構成です。
この記事だけで、転職エージェントの全体像と、あなたに合う具体的な選択肢を一度に把握できます。転職活動をムダなく、正確に進めたい方に向けた実践的なガイドです。
目次[非表示]
- 1.おすすめ転職エージェントの比較早見表
- 1.1.主要5社比較
- 1.2.補足:この5社を選んだ理由
- 2.転職エージェントの選び方:迷わない“3つの基準”だけ押さえればOK
- 3.総合型のおすすめ転職エージェント3選(王道×実績重視)
- 4.年代別・キャリア別:転職エージェントの選び方
- 4.1.20代(第二新卒含む)に合うエージェント
- 4.2.30代のキャリアアップに合うエージェント
- 4.3.40代のキャリアに合う転職エージェント
- 4.4.未経験・フリーター・学歴不問の方向け
- 4.4.1.ハタラクティブ|未経験OK求人が探しやすい
- 4.4.2.第二新卒エージェントneo|書類通過率の高さが強い
- 4.4.3.キャリアスタート|定着率が高いサポート体制
- 4.4.4.UZUZ(ウズキャリ)|定着率の高い20代向け支援
- 5.業界・職種別のおすすめ転職エージェント
- 5.1.ITエンジニア/Web業界に強いエージェント
- 5.1.1.レバテックキャリア|求人数が多いIT特化サービス
- 5.1.2.ギークリー(Geekly)|IT・Web・ゲーム領域の特化
- 5.1.3.社内SE転職ナビ|社内SEに特化
- 5.2.医療・看護・薬剤師など医療系に強いエージェント(比較表)
- 5.3.製造・メーカー/技術職に強いエージェント
- 5.3.1.メイテックネクスト|技術職の要件理解に強い
- 5.3.2.タイズ|メーカー特化・関西に強い
- 5.3.3.マイナビメーカーAGENT|若手技術者に合う総合型の専門部隊
- 5.4.コンサル/管理部門/士業に強いエージェント
- 6.ハイクラス・外資系に強い転職エージェント
- 6.1.年収800万~1000万円以上のハイクラス/外資向け
- 6.1.1.クライス&カンパニー|管理職・企画職・ITスペシャリストに強い
- 6.1.2.ロバート・ウォルターズ|外資・グローバル特化
- 6.1.3.マイケル・ペイジ(Michael Page)|外資×管理職に強い大手
- 6.1.4.エンワールド・ジャパン(en world)|管理職・外資の安定枠
- 6.1.5.ヘイズジャパン(Hays)|外資専門の老舗エージェント
- 6.2.さらに上位(CXO・エグゼクティブ層)を狙いたい場合
- 7.転職エージェントの裏側を知れば、選ぶのがラクになる
- 8.転職エージェント利用のメリット・デメリット
- 8.1.転職エージェントを利用するメリット
- 8.1.1.非公開求人に触れられる
- 8.1.2.選考対策や内部情報が得られる
- 8.1.3.年収・条件交渉を代行してもらえる
- 8.1.4.書類・面接の通過率が上がる
- 8.2.転職エージェント利用のデメリット
- 8.2.1.紹介求人がエージェント都合に左右される
- 8.2.2.担当者によって質・相性が大きく変わる
- 8.2.3.複数登録すると管理が煩雑になりやすい
- 9.転職エージェントとの上手な付き合い方
- 10.転職エージェント150選!全サービス比較一覧
- 11.まとめ

おすすめ転職エージェントの比較早見表
まずは、日本で利用者が特に多い主要5サービスをシンプルに比較します。
この5社を押さえておけば、転職活動の初期段階で必要な情報はほぼカバーできます。
※以下の公開求人数は、2025年11月時点の公式サイト表示をもとに確認した数値です。
主要5社比較
サービス名 | 種別 | 公開求人数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
リクルートエージェント | エージェント型 | 753,633 | 国内最大クラスの求人母数。幅広い業界・職種の案件を確認できる。 |
doda | エージェント+求人サイト+スカウト | 258,235 | 求人数はRAと同等レベルで十分に多い。求人紹介・スカウト・求人サイトを一体で利用できる。 |
ビスリーチ | スカウト型 | 190,651 | スカウト会員307万人以上、ヘッドハンター約8,400名、導入企業34,700社(2025/1)。日本最大級のスカウト型サービス。 |
リクルートダイレクトスカウト(RDS) | スカウト型 | 563,306 | ヘッドハンター約10,000名(2025時点)が参加。幅広いミドル〜ハイレイヤーの求人を扱う大規模サービス。 |
doda X | スカウト型 | 66,174 | 会員数40万人以上(2025/7)。ヘッドハンター約8,000名と約1,300社が参加するプロフェッショナル向けスカウトサービス。 |
補足:この5社を選んだ理由
- 求人数またはスカウト会員数が十分に大きい
- 利用者数・企業導入数が多く、情報の流動性が高い
- 転職活動で最初に触れておくべき土台が揃っている
まずはこの5つを押さえておけば、転職活動に必要な情報量は十分に確保できます。
→ 全150サービスの一覧を見たい方はこちら(転職エージェント150選一覧へ)
転職エージェントの選び方:迷わない“3つの基準”だけ押さえればOK
転職エージェントは数が多く、特徴も大きく異なります。ただし、初期段階で判断すべきポイントは実は3つだけです。この3つが揃っていれば、大きく失敗することはありません。
案件の“量”:どれだけ求人を持っているか
転職で最も影響が大きいのは、紹介してもらえる求人の数 です。
求人数が多いエージェントほど、希望に近い求人に出会える確率が高まります。
特にエージェントは、一般には公開されない 非公開求人 を扱っており、こうした求人をどれだけ持っているかが 紹介チャンスの広さ を決めます。
担当者との相性よりも、そもそもの案件母数の大きさのほうが結果に直結します。
案件の“質”:自分の経験・業界に合う求人があるか
転職エージェントには、大きく2種類あります。
- 総合型:業界横断で幅広く紹介(RA、dodaなど)
- 特化型:IT・医療・コンサル・管理部門など専門領域に絞る
総合型は「求人数の多さ」が強みで、特化型は「職種理解の深さ」が強みです。
総合型にも専門職の求人はありますが、特化型は企業と継続的にやり取りしている分、採用背景や求める人物像など具体的な情報に触れやすい傾向があります。
そのため、専門領域で転職する場合は、「自分の領域に合う具体的な求人をどれだけ持っているか」を基準に選ぶと判断しやすくなります。
情報の“深さ”:求人票では分からない情報に触れられるか
同じ求人でも、企業についてどれだけ具体的な情報を持っているかで、受けられるサポートの質は変わります。
面接官の特徴、評価されやすいポイント、働き方の雰囲気に加え、入社後の情報が共有されるケースもあり、ミスマッチの防止に役立ちます。
そのため、選考の進めやすさや企業理解を重視する場合は、どこまで具体的な情報を把握しているかも判断材料になります。
総合型のおすすめ転職エージェント3選(王道×実績重視)
総合型で登録すべきは、この3社でまずは十分です。
求人データ量・ユーザー数・スカウト経路の3点がそろっているため、初期の情報収集で“抜け漏れ”がほぼなくなります。
リクルートエージェント:公開求人数 No.1
- 求人数(2025年11月時点):753,633件
- 案件の網羅性が最も高い。
→案件の量を確保したいなら優先
doda:リクルートエージェントとの併用で漏れをなくす
- 求人数(2025年11月時点):258,235件
- RAとの併用で網羅性がさらに高まる。
→リクルートエージェント(RA)と組み合わせると漏れがほぼなくなる
ビズリーチ:スカウト領域の最大手
会員数(2025年1月):307万人以上
登録ヘッドハンター数:約8,400名
導入企業数:34,700社(2025年1月)
→エージェント紹介+企業直接スカウトの両輪を確保できる唯一の大手
年代別・キャリア別:転職エージェントの選び方
年代によって強いエージェントは変わりますが、まずは王道3社(リクルートエージェント/doda/ビズリーチ)だけで十分です。この3社で、求人の量・幅・スカウト経路はほぼ網羅できます。
転職活動に慣れてきて、より精度を高めたいと感じたら、年代や目的に合わせて必要なものだけ追加する形で問題ありません。
最初から登録を増やしすぎると管理が煩雑になりやすいため、まず3社→慣れたら+1社のステップが最も続けやすいバランスです。
20代(第二新卒含む)に合うエージェント
20代が転職で選びやすいサービスを、目的別にまとめています。
マイナビジョブ20’s/Re就活エージェント|未経験向け
- 20代・第二新卒向けの“未経験可”求人を多く扱う
- 正社員経験が浅い段階でも相談しやすい
- 異業種へのチャレンジもしやすい求人構造
→ 未経験からの転職を考える場合に、合わせて検討しやすいサービスです。
AMBI(アンビ)|20代ハイクラス向け
- 会員120万人以上・求人10万件超
- 20代向けのスカウトが多く、企業・ヘッドハンター双方から届く
- 合格可能性の目安がわかる 簡易診断つき(便利な程度)
→ 20代で企業からのスカウトも受けて判断したい人に向いています。
MyVision(マイビジョン)|20代〜30代のコンサル志望向け
国内200社以上のコンサルファームと継続的に取引
コンサル転職に必要な企業理解・選考情報が細かい
推薦の精度が高く、若手のケース対策にも強い
Google口コミ 4.8(538件)
→ コンサル領域で転職を考えるなら、追加する価値が高い1社。
30代のキャリアアップに合うエージェント
30代が求人の幅とキャリア価値を両立しやすい選択肢です。
マイナビエージェント|求人の幅とサポートのバランスが良い
公開求人数:99,956件(2025年11月時点)
オリコン顧客満足度®総合1位(2023〜2025)
営業・管理部門・ITなどホワイトカラー中心
→ キャリア整理と求人の幅を両立したい30代と相性が良い。
エンエージェント|企業理解・カルチャーフィット重視
公開求人数:14,360件(2025年11月時点)
オリコン顧客満足度®「30代部門 1位」
面接対策・企業文化の把握が丁寧
→ 職場環境・働き方の相性まで確認しながら進めたい場合に合う。
RDS/doda X|経験に合うオファーが届く
リクルートダイレクトスカウト(RDS)と doda Xは、いずれもヘッドハンター+企業からのスカウトを受けられるハイクラス向けサービスです。
RDS:登録ヘッドハンター約10,000名(2025年)
doda X:ヘッドハンター約8,000名/会員数40万人超
→ スカウト経由で自分の市場価値を確かめたい30代に向いています。
40代のキャリアに合う転職エージェント
40代が経験を活かしながら年収・役割を高めやすいサービスです。
JACリクルートメント|管理職・専門職に強い
公開求人数:22,450件(2025年11月時点)
管理部門・経営企画・営業責任者など役割明確な求人が多い
企業理解が深く、選考情報の質も高い
→ 管理職・専門職として経験を活かしたい40代に合う。
ミドルの転職|35〜55歳向けのミドル専用サイト
35〜55歳向けの求人に特化
管理職・専門職(年収600〜1,000万円帯)中心
企業・ヘッドハンター両方からスカウトが届く
→ハイクラスすぎず、経験を活かして堅実に転職したい40代向け。
ランスタッド/LHH転職エージェント|外資・専門領域に向けた追加枠
外資系・グローバル案件が多い
管理職・企画・専門職の求人が中心
年収レンジが比較的高め(ハイクラス寄り)
→外資や専門職を軸に、より条件を高めたい40代に向く。
未経験・フリーター・学歴不問の方向け
未経験OK求人や初期サポートが手厚いサービスです。
ハタラクティブ|未経験OK求人が探しやすい
公開求人数:5,562件(2025年11月時点)
8割以上が未経験OK
就職成功率 80.4%、最短2週間で内定も可能
→ 未経験分野へ早く進みたい人に向いています。
第二新卒エージェントneo|書類通過率の高さが強い
公開求人数:739件(2025年11月時点)
書類選考通過率 94.7%
初回面談は 90分〜、強みの整理を丁寧に支援
→ 転職の基礎づくりから進めたい20代に合います。
キャリアスタート|定着率が高いサポート体制
転職後の定着率 92%
内定率 86%、年収UP率 83%
未経験向けの初期サポートが安定
→ 長く働ける職場選びを重視する場合に向いています。
UZUZ(ウズキャリ)|定着率の高い20代向け支援
就職・転職支援実績 63,110名
入社3か月後の定着率96%
登録企業数は 約3,000社(大手〜ベンチャー)
→ サポートの丁寧さを重視したい人に向いています。
業界・職種別のおすすめ転職エージェント
転職は「業界ごとの情報量」で難易度が大きく変わります。
業界特化型は、企業理解・採用背景・職種別の傾向を深く把握しているため、専門職では総合型より役立つケースが多いです。
以下では、主要4領域から厳選して紹介します。
ITエンジニア/Web業界に強いエージェント
IT転職はどの技術環境で働くかがキャリアに直結します。
言語・フレームワークの相性だけでなく、技術負債の多さ、開発と運用の比率、下請けか自社開発かといった要素で、実際の成長環境は大きく変わります。
これらは求人票だけでは見えづらいため、現場の工程・体制・開発文化まで把握しているIT特化型のほうが
ミスマッチを避けやすい傾向があります。
そのため、エンジニア転職では総合型に加えて特化型を併用すると判断しやすくなります。
レバテックキャリア|求人数が多いIT特化サービス
- 公開求人数:53,742件(2025年11月)
- エンジニア・Web系職種の求人が豊富
- 年収レンジも幅広く、IT特化の中では母数が大きい
→ IT転職でまず登録されやすい王道枠です。
ギークリー(Geekly)|IT・Web・ゲーム領域の特化
- 公開求人数:39,611件(2025年11月)
- IT・Web・ゲーム領域をまとめてカバー
- 紹介〜選考の進行が比較的スピーディー
→ IT+ゲームも視野に入れたい場合に向いています。
社内SE転職ナビ|社内SEに特化
公開求人数:7,592件(2025年11月)
情シス・社内SE向けの専用求人が多い
→ 開発ではなく社内SEに絞りたい人に向く1社です。
医療・看護・薬剤師など医療系に強いエージェント(比較表)
医療・看護・薬剤師・介護領域は求人要件が細かく、特化型エージェントのほうが内部情報・勤務条件の把握が正確な領域です。
製造・メーカー/技術職に強いエージェント
製造・メーカー系は 職種要件が細かく、求人票だけでは判断しにくい領域です。
工程経験・扱う技術・組織の文化(現場の動き方)で実際の働き方が大きく変わるため、メーカー領域に詳しい特化型エージェントの情報が有効 になります。
以下の3社は、技術職向けの情報量と案件の質が安定しています。
メイテックネクスト|技術職の要件理解に強い
公開求人数:17,524件(2025年11月)
電気/機械/半導体/組込など、主要技術職に詳しいアドバイザーが在籍
技術要件(工程・使用ツール・設計領域)のマッチングに強い
非公開求人が多く、大手メーカーの求人も多め
→ 技術職として経験をそのまま活かしたい人に合う特化型
タイズ|メーカー特化・関西に強い
公開求人数:8,382件(2025年11月)
関西メーカーとの古いネットワークが強み
求人票だけでは分からない「現場の雰囲気」や「働き心地」まで情報が細かい
書類通過率が高く、選考情報の精度が評価されている
→ 関西エリアの製造業で働きたい人にフィットしやすい
マイナビメーカーAGENT|若手技術者に合う総合型の専門部隊
11職種 × 14業種のメーカー職種を網羅
大手メーカーの求人が多く、第二新卒〜30代前半と相性が良い
非公開求人が多く、間口を広げたい若手に使いやすい
→ 若手技術者で、幅広くメーカーを見たい人に向く
コンサル/管理部門/士業に強いエージェント
コンサル・管理部門・士業は、選考ロジックや面接傾向が固有で、企業ごとに「評価ポイント」「ケースの出し方」「組織の成熟度」が大きく異なります。
そのため、総合型よりも職種理解×選考情報の深さに強い特化型のほうが精度を出しやすい領域です。
ここでは、専門性の高い4社を中心に紹介します。
MyVision(マイビジョン)|コンサル特化(※20代おすすめエージェント章で既出)
国内200社以上のコンサルファームと取引
ケース面接対策・企業理解が細かい
Google口コミ:4.8(538件)
→ コンサル一本で転職したい人は、追加候補として最適。
コトラ(KOTORA)|金融・コンサル・管理部門に強い
公開求人数:35,195件(2025年)
求人の半数以上が 年収800万円以上
金融 × コンサル × 管理部門の専門性が高い
業界出身のコンサルタントが多数
→ 金融・戦略・管理部門を まとめて比較したい人向け。
MS Agent(MS-Japan)|管理部門・士業の代表格
公開求人数:10,818件(2025年11月)
経理・財務・法務・人事などバックオフィス特化
非公開求人比率は約90%
30代以上・管理部門経験者との相性が良い
→ 経理・法務・人事など管理部門の専門キャリアを深めたい人に最適。
AXIS Agent(旧アクシスコンサルティング)|コンサル・ポストコンサル特化
累計支援実績:10万人以上
BIG4出身登録者:4人に1人
非公開求人比率約78%
PEファンド・事業会社CxOなどハイクラス領域にも強い
中長期(3年〜)のキャリア伴走が特徴
→ コンサル → 事業会社/PEファンドなど次のキャリアまで見据えたい人に合う特化型。
ハイクラス・外資系に強い転職エージェント
ハイクラス転職は、求められる要件(専門性・実績・語学力・マネジメント経験)が細かく、総合型エージェントだけでは情報が不足しやすい領域です。
外資・グローバル企業に限らず、日本企業の管理職・企画職・専門職でも、ハイクラス特化型を併用したほうが選択肢の質が上がります。
以下では、年収帯別に最適なサービスを整理します。
年収800万~1000万円以上のハイクラス/外資向け
クライス&カンパニー|管理職・企画職・ITスペシャリストに強い
- 公開求人数:9,507件(2025年11月)
- 直近決定者の平均年収:1,215万円
- 管理職・企画職・ITスペシャリストのハイクラスに強い
- 国家資格キャリアコンサルタントが多数
- 経営層との直接ルートが多く、選考通過率も高い(62.2%)
→ 年収800万円以上のミドル〜ハイクラス転職を狙う人に向いています。
ロバート・ウォルターズ|外資・グローバル特化
- 公開求人数:1,855件
- 外資系・日系グローバル企業に強い
- バイリンガル・専門職の実績が豊富
- 英語レジュメ・面接対策の支援が安定
→ 外資系で営業・マーケ・金融・HRなど専門領域を比較したい場合に合う。
マイケル・ペイジ(Michael Page)|外資×管理職に強い大手
- 公開求人数:5,411件
- 世界37カ国展開の Page Group
- ミドル〜シニア・管理職・スペシャリストの紹介比率が高い
- 非公開ポジションが多く、求人の質が高い
→ 外資で複数ポジションを比較したいミドル〜シニア層向け。
エンワールド・ジャパン(en world)|管理職・外資の安定枠
- 公開求人数:1,324件
- 外資系・日系グローバル企業の管理職に強い
- ミドル〜ハイクラスの支援実績が豊富
→外資×グローバル日系の両方で選択肢を広げたい場合に向く。
ヘイズジャパン(Hays)|外資専門の老舗エージェント
- 公開求人数:2,285件
- 外資系企業・日系グローバル企業に強い
- IT・製造・経理財務など専門領域を広くカバー
- 英語面接サポート・海外市場レポートが充実
→ 外資の専門職を幅広く見たい場合に役立つ。
さらに上位(CXO・エグゼクティブ層)を狙いたい場合
年収1,500〜3,000万円帯の経営人材は、一般の転職サイトにはほぼ出ません。
完全非公開ネットワーク(サーチ型)が中心になります。
以下は、経営層・CxO候補に特化したサービスです。
CXO転職(ヒルストン)|経営人材特化
CxO/事業責任者/執行役員クラスの完全非公開案件
経営戦略に直結するポジションが中心
KIZASHI(兆)|次世代CxOのサーチ型支援
経営・後継者候補・CxOクラスのサーチに強い
大手ファーム出身ヘッドハンターが多く、候補者の「価値観」と企業を精密にすり合わせる
東京エグゼクティブ・サーチ(TESCO)|日本の老舗サーチ会社
日本のヘッドハンティング会社の草分け
経営者・役員クラスの直接サーチに強い
CxO人材バンク|ベンチャー〜中堅企業のCxO案件
CEO/COO/CMO/CFO
上場準備企業・成長フェーズ企業の経営ポジションが中心
転職エージェントの裏側を知れば、選ぶのがラクになる
転職エージェントは似ているように見えて、「どこに力を入れているか」「どの候補者を優先するか」が大きく違います。この裏側の仕組みを知っておくと、あなたに合うサービスを選びやすくなります。
ここでは、その判断に役立つ2つのポイントに絞って解説します。
企業が支払う紹介フィーの仕組みを知ると、優先されやすい層が分かる
転職エージェントの報酬(紹介フィー)は企業が支払う成功報酬です。その金額は職種によって大きく変わります。
一般的な職種:年収 × 30〜35%
ITエンジニア・コンサルなどの希少職種:50〜100%以上になることも
フリーター/未経験層:25万円前後の定額報酬
報酬が高い=エージェントが力を入れやすい領域という構造が存在します。これを知っておくと、「なぜ自分には紹介が少ないのか?」という悩みが解消しやすくなります。
エージェントの優先順位のつけ方を知ると、無駄に落ち込みづらい
転職エージェントは、1人で複数の求職者と企業を同時に担当しており、スカウト送信・求人紹介・書類推薦の優先順位を常に調整しています。
その優先度は、主に次のような要素で決まります。
決まりやすさ(経験・スキルの適合度)
市場価値(その職種の需給バランス)
企業側の緊急度(採用期限・難易度)
返事の速さはあなたの価値ではなく、エージェント側の業務都合です。連絡が遅くても、他案件が先に動いているだけのことがほとんどです。
転職エージェント利用のメリット・デメリット

転職エージェントは便利ですが、仕組みを理解して使うほど成果の差が出ます。
ここでは、求職者視点で重要なメリットとデメリットをシンプルに整理します。
転職エージェントを利用するメリット
非公開求人に触れられる
一般には出回らない求人(専門職・マネジメント・ハイクラス)が多く、選択肢の幅が大きく広がる。
選考対策や内部情報が得られる
面接の傾向、評価ポイント、部署の雰囲気など、求人票だけでは分からない実態を教えてもらえる。
年収・条件交渉を代行してもらえる
給与・役職・働き方などを代理交渉してくれるため、特にハイクラスほど結果が変わりやすい。
書類・面接の通過率が上がる
推薦状が付くことで企業の理解が進み、書類通過率や一次面接の突破率が上がりやすい。
転職エージェント利用のデメリット
紹介求人がエージェント都合に左右される
企業が支払う成功報酬(紹介フィー)の構造上、年収が高く決まりやすい職種ほど紹介されやすい。
担当者によって質・相性が大きく変わる
専門知識、情報量、提案の質にばらつきがあり、担当者の相性で満足度が変わる。
複数登録すると管理が煩雑になりやすい
連絡・日程調整が増え、求人が重複したり、スケジュール管理が手間になることもある。
転職エージェントとの上手な付き合い方

転職エージェントは、少し使い方を工夫するだけで結果が大きく変わります。
ここでは、最も効果が高い3つだけに絞って紹介します。
希望条件は最初の面談で正確に伝える
エージェントは、初回面談の内容を基準に求人提案の方針を決めます。
最初の段階で、次のポイントを明確にしておくとミスマッチが大きく減ります。
譲れない条件(勤務地・年収・働き方)
できること/やりたいことの区別
NG理由のある業界・職種
初期設定がズレると、その後の提案もすべてズレるため、初回面談が重要な工程といえます。
担当者が合わないと感じたら変更してよい
担当者の相性と専門性は、選考の進みやすさに直結します。
返信が遅い
業界理解が浅い
強引に応募をすすめてくる
話が噛み合わない
こうした場合は、遠慮せず担当変更をお願いして問題ありません。
大手エージェントでは一般的な対応で、失礼にもなりません。
合わない担当者を引きずるほど、紹介の質・選考対策・交渉力が落ちるため、早めの切り替えが最善です。
複数エージェント併用のコツは情報を一本化する
2〜3社の併用は情報の幅を広げますが、そのままでは管理が煩雑になります。
次の方法で“整理だけ”しておくと、併用のメリットを最大化できます。
応募企業を1つのシートにまとめる(応募元エージェントも記録)
もらった内部情報は別エージェントに共有してOK→ 提案精度アップ
同じ企業へ複数経路で応募しないよう管理
これだけで、「どこ経由でどの企業に応募したか」迷わず把握できるようになり、併用のストレスがほぼ消えます。
転職エージェント150選!全サービス比較一覧
転職エージェントを正しく選ぶには、自分の属性に合うサービスを瞬時に見極められる一覧性が重要です。
ここでは、総合・年代別・業界特化・ハイクラス・医療・士業・クリエイティブ・介護・外国籍・フリーランスなど全ジャンル150サービスを、専門領域 × 公開求人数 × 運営会社で比較できる形に整理しました。
「自分に合うエージェントを短時間で見つけたい」「特化型を探している」「求人数や運営会社を一目で確認したい」という方は、以下の表を活用してください。
この一覧だけで、主要エージェントの全体像が完全に把握できます。
まとめ
転職エージェント選びで大切なのは、「求人の量」と「情報の質」の2つです。
まずはリクルートエージェント/doda/ビズリーチを軸にして、 求人の幅とスカウト経路をしっかり確保すれば十分。
そのうえで、年代や業界に合わせて特化型を1〜2社だけ追加すれば、 無理なく最適な選び方ができます。 転職は不安も迷いもつきものですが、 この記事が「何から始めればいいか」を考える一助になれば幸いです。
あなたの転職活動が、より納得のいく形で進んでいきますように。
【企業の採用担当者さまへ】
本記事は求職者向けの内容ですが、もし貴社側で採用課題にお悩みの場合は、以下のガイドも参考にしていただけます。
ゼクウ(ZEKU)では、大量採用・複数エージェント管理に強い採用管理システム(ATS)「RPM」 を提供しています。応募取り込み、進捗管理、面接調整など、大量採用の運用を効率化する機能を一式そろえています。
また、販売紹介パートナー制度では、HR領域に詳しい担当がつき、採用課題の整理から運用方法、求人広告・エージェント活用、さらには採用戦略全体まで幅広く個別支援しています。
ATSの導入検討や、採用サービスのラインナップ拡大をお考えの企業さまは、どうぞお気軽にご相談ください。







