
採用サイトに必要なコンテンツ6つと優先順位、応募につながるポイントを解説
採用サイトを運用していると、「何を載せるべきか分からない」「必要そうなコンテンツは一通りそろえたが、応募や辞退の状況が改善しない」といった壁に直面します。
こうした場合に見直すべきなのは、求職者が判断に使える情報が整理されているかという点です。
本記事では、採用管理システム「RPM」・採用サイト制作ツール「ジョブサイトPlus+」を提供する株式会社ゼクウが、採用サイトに必要なコンテンツと優先順位を解説します。
目次[非表示]
- 1.採用サイトにおける「コンテンツ」とは
- 2.採用サイトのコンテンツ設計でまず最初にやるべきこと
- 3.採用サイトに必要なコンテンツ6つ
- 3.1.採用トップページ
- 3.2.会社・事業を理解するためのコンテンツ
- 3.3.選考や応募に関するコンテンツ
- 3.4.仕事内容・役割を理解するためのコンテンツ
- 3.5.条件・評価・キャリアを理解するためのコンテンツ
- 3.6.人・カルチャーを補足するためのコンテンツ
- 4.採用サイトで差別化につながるコンテンツ例
- 5.採用サイトのコンテンツ作成の優先順位
- 5.1.まずは「仕事内容・役割を理解するためのコンテンツ」から整える
- 5.2.ミスマッチや内定辞退が多い場合は「条件・評価・キャリアを理解するためのコンテンツ」を優先する
- 5.3.応募が集まらない場合は「会社・事業を理解するためのコンテンツ」を見直す
- 5.4.「人・カルチャーに関するコンテンツ」から作り始めるのは失敗しやすい
- 6.成果につながる採用コンテンツ制作のポイント
- 6.1.求職者が求める情報を優先する
- 6.2.応募数低下を恐れて情報を薄めない
- 6.3.一次情報で他社との差別化を図る
- 6.4.応募導線を迷わせない
- 6.5.トレンドを取り入れる際はターゲットと目的に合うか確認
- 7.採用サイトのコンテンツ参考事例
- 8.採用サイトのコンテンツ制作に関してよくある質問
- 8.1.中途採用サイトに掲載すべきなのはどんなコンテンツですか?
- 8.2.社員インタビューや記事コンテンツは必須ですか?
- 8.3.採用サイトの成果はどの指標で判断すべきですか?
- 8.4.少人数の人事でも採用サイトを運用できますか?
- 9.まとめ:採用コンテンツは目的と設計が重要
採用サイトにおける「コンテンツ」とは
採用サイトにおける「コンテンツ」とは、「求職者に対して企業や仕事の実態を伝えるための情報そのもの」を指します。

単なる募集要項や求人票だけでなく、「会社が何をしているか」「どんな仕事をするのか」「どんな人材を求めているか」など、求職者が応募や検討の判断をするための材料です。
採用サイトは求職者が応募前に最も見る情報源の一つであり、企業理解や志望度を高め、不安を解消し、応募につなげる役割を果たします。こうしたコンテンツが充実していると、求職者の関心を引き、応募意欲を高め、採用ミスマッチのリスクを下げる効果が期待できます。
採用サイトのコンテンツ設計でまず最初にやるべきこと
採用サイトのコンテンツは、思いついたものから作り始めると、情報が散らかりやすく、結果的に伝えたいことが伝わらなくなります。まず必要なのは、コンテンツ制作に入る前の設計の整理です。
採用活動の目的と採用ターゲットを明確にする
まず決めるべきは、何のための採用かと誰に来てほしいかです。
たとえば「長期的に開発に力を入れるためにエンジニアを増やす」場面と「早期戦力が必要」といった場面では、採用サイトに記載すべき情報も順番も変わります。ターゲット(経験年数・職種・志向・重視点)を言語化すると、職種ページ・条件の見せ方・トップの訴求がブレず、無駄なコンテンツ作成を防げます。
採用目的とターゲットの明確化は、採用プロセスの改善の上でも重要です。まずはブレない軸となる「目的」を明確にしましょう。
新卒採用・中途採用の違いを理解する
新卒・中途それぞれで、採用サイトに求める情報は異なります。
新卒は「働くイメージを持てるか」が重視されやすく、研修・育成、キャリアの見通し、若手の仕事内容や成長のプロセスといった情報を伝えていく必要があります。
一方、中途は「入社後すぐ何を任され、どう評価されるか」を重視しやすく、職種の役割・期待値、必須/歓迎要件、チーム体制、条件の透明性(働き方・評価・キャリア)が判断材料です。
こういった違いを理解しておくことで、それぞれのターゲットに対して刺さるコンテンツを作成できるようになります。
伝えたいメッセージとコンセプトを決める
コンテンツを作成する前に、「この採用サイトで何をどう伝えるか」の軸(コンセプト)を1つ決めましょう。
【コンセプトの例】
- 未経験でも挑戦できる
- 専門性を深められる
- 裁量とスピード感
軸があると、トップのコピー、写真の選び方、職種ページの書き方、FAQのトーンまで一貫し、候補者に「この会社らしさ」が伝わります。結果として、ミスマッチの減少にもつながります。
採用サイトに必要なコンテンツ6つ
採用サイトに必要なコンテンツは、大きく6つの役割に分けて整理できます。

重要なのは、すべてを一度に完璧にそろえることではありません。求職者がどの段階で、どんな不安や疑問を持つのかを踏まえ、それぞれの役割に応じた情報を用意することが大切です。
採用トップページ
採用トップページは、求職者が最初に「この会社は自分に関係あるか」を30秒で判断する入口です。ここが弱いと、他のページが充実していても読まれません。
トップには、ターゲットへのメッセージや事業の要点を記載し、各詳細情報やよく見られる情報へのリンクを設置しましょう。求職者は「まず全体像だけ掴みたい」「迷わず職種情報に飛びたい」といった気持ちでトップページを閲覧します。
会社・事業を理解するためのコンテンツ
会社・事業の情報は、求職者が「この会社は何者で、どこで勝っていて、今どこに向かうのか」を掴むために必要な情報です。特に応募が少ない場合、前提理解が弱いと比較対象に入ることができません。
【作成するコンテンツ例】
- 会社概要
- 事業紹介(プロダクト・顧客・提供価値)
- ミッション・ビジョン・バリュー
- 沿革
- 数字で見る会社(従業員数・売上規模・成長率など)
求職者は「怪しくないか」「自分のキャリアにプラスか」「伸びる領域か」を確かめる気持ちで閲覧します。
選考や応募に関するコンテンツ
選考・応募情報は、応募直前の不安を取り除き、行動を後押しするために必須です。ここが不明確だと「準備ができない」「プロセスや選考期間が読めない」と感じ、離脱の原因になります。
【作成するコンテンツ例】
- 募集一覧・募集要項
- エントリーフォーム
- 選考フロー(面接回数・期間の目安)
- 必要書類
- よくある質問(FAQ)
求職者は「どれくらいで決まるのか」「何を準備すればいいのか」の確認や、全体像を把握する目的で閲覧します。
仕事内容・役割を理解するためのコンテンツ
仕事内容・役割の情報は、応募の意思決定に直結する最重要の判断材料です。ここが曖昧だと応募の質がぶれ、ミスマッチや選考辞退が増えます。
【作成するコンテンツ例】
- 職種紹介(役割・ミッション)
- チーム体制や関わる職種
- 求める人物像
- 1日の流れ
求職者は「入社したら何を任されるか?」「自分の経験で戦えるか?」を見極める気持ちで閲覧します。
条件・評価・キャリアを理解するためのコンテンツ
条件・評価・キャリアは、比較検討と内定承諾に影響する領域です。
サムライト株式会社が実施した調査によると、新卒・中途ともに、企業が発信している情報のうち「給与・福利厚生」に関する情報がもっとも注目されていたといった結果が出ています。
こういった待遇面に関する情報が薄いと「結局どう評価されるの?」「後から不利な条件が出るのでは」と不信感や選考辞退につながります。
【作成するコンテンツ例】
- 働き方の紹介(リモート可否・勤務時間・残業の考え方)
- 給与レンジや評価制度(何を成果とするか)
- 昇給・昇格の仕組み
- キャリアパス
- 福利厚生
求職者は「納得して長く働けるか」「期待値のズレが起きないか」を確かめる目的で閲覧します。
人・カルチャーを補足するためのコンテンツ
人・カルチャーの情報は、「この環境で自分が気持ちよく働けるか」という相性確認に必要です。ただし雰囲気を伝えるだけでは判断材料にならず、仕事や条件の情報を補完する位置づけが適切です。
【作成するコンテンツ例】
- 社員紹介
- 職種別インタビュー
- 職種別・入社年別・入社区分別の座談会
- 行動指針の具体例
- 社内イベントの様子(写真)
求職者は「どんな人と働くのか」「自分が馴染めるのかどうか」「どのように仕事を進めるか」を想像しながら閲覧します。
採用サイトの作成には、担当者が手元ですぐに作成・公開ができるCMSツール「ジョブサイトPlus+」が便利です。
- スマホ最適化・応募導線設計まで考えた採用サイトで、求職者の離脱を防止
- 求人追加や原稿修正も現場主導でスピーディーに運用
- 採用管理システムRPMとの自動連携で応募〜選考管理まで一元化
ジョブサイトプラスは、「応募が集まる」ことを前提に設計された採用サイト作成サービスです。スマホ最適化や分かりやすい応募導線で求職者の行動を後押し。さらに採用管理システムRPMと連携することで、採用サイトと管理業務を切り離さず、効率的な採用活動を実現します。
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採用サイトで差別化につながるコンテンツ例
ここまでで紹介したのは、採用サイトを成立させるために欠かせない基本的なコンテンツです。一方で、同じような情報をそろえている企業が多いのも事実でしょう。
ここでは、必須コンテンツを補完しつつ、求職者の意欲や興味を一段高めるための、差別化につながるコンテンツ例を紹介します。
現場メンバーの「1週間の業務ログ」をそのまま公開
現場メンバーの1週間の予定や作業内容をそのまま開示する切り口で情報を出すことで、求職者は仕事の実態を具体的にイメージできるようになります。「1日だけ」を切り取ったコンテンツとは異なり、よりリアルで情報量が充実したコンテンツになるでしょう。
たとえば、会議・個人作業・顧客対応・改善業務がどの程度の割合を占めているのかを時系列で示します。
インタビューのような解釈を挟まないため、仕事の密度やリズムが伝わりやすく、「想像していた働き方と違った」というズレを応募前に減らせます。結果として、仕事内容起因のミスマッチ防止に効果があります。
「採用基準がどう変わってきたか」の時系列の推移
採用基準の変化を時系列で整理して伝えることで、求職者は「今この会社がどんな人材を必要としているのか」を背景から理解できます。
創業期・成長期・現在で重視してきた要素と、その理由をあわせて示すことで、採用が場当たり的でないことが伝わります。求職者は会社のフェーズを踏まえた上で、自分がフィットするタイミングかどうかを判断しやすくなり、納得感を持って応募しやすくなります。
入社後90日間の期待値・役割の明示
入社後30日・60日・90日と段階的な期待値を示すことで、求職者は入社後の不安を具体的に解消できます。たとえば、最初の30日は業務理解、60日で一部業務を担当、90日で自走といった目安を共有します。
最初から成果を求められるのではないと分かるため、「自分に務まるか」という心理的ハードルが下がります。期待値のズレを事前に調整でき、内定辞退や早期離職の抑制にもつながります。
採用サイトのコンテンツ作成の優先順位
採用サイトに必要なコンテンツの種類と役割を整理してきましたが、すべてを同時に作るのは現実的ではありません。順番を間違えると成果につながりにくくもなります。
ここでは、採用課題の状況に応じて「どのコンテンツから整えるべきか」といった優先順位の考え方を整理します。
- まずは「仕事内容・役割を理解するためのコンテンツ」から整える
- ミスマッチや内定辞退が多い場合は「条件・評価・キャリアを理解するためのコンテンツ」を優先する
- 応募が集まらない場合は「会社・事業を理解するためのコンテンツ」を見直す
- 「人・カルチャーに関するコンテンツ」から作り始めるのは失敗しやすい
まずは「仕事内容・役割を理解するためのコンテンツ」から整える
最初に着手すべきは、職種ページなど「入社後に何をするのか」を具体化する情報です。ここが曖昧だと、応募が増えても質が合わず、面接工数と選考辞退が増えます。
まずは各職種で下記の情報を最低限そろえ、トップページと募集一覧から迷わず到達できる導線まで整えましょう。
- 役割・主業務
- 必須/歓迎要件
- チーム体制
- 使用ツール
- 入社後の期待(最初の3ヶ月)
ミスマッチや内定辞退が多い場合は「条件・評価・キャリアを理解するためのコンテンツ」を優先する
ミスマッチや内定辞退が多いときは、仕事内容ではなく「評価のされ方」や「条件の前提」が後から判明しているケースが多いです。まず下記を整理して公開しましょう。
- 評価制度(何を成果とみなすか)
- 給与の決まり方
- 働き方(リモート・残業の考え方)
- キャリアパス
- 研修内容
すべてを詳細に書く必要はありません。しかし判断に必要な情報を明示することで期待値のズレが減り、選考辞退数が改善されていきます。
応募が集まらない場合は「会社・事業を理解するためのコンテンツ」を見直す
応募が集まらない場合、そもそも「何をしている会社か」「なぜ今この採用をしているのか」が伝わらず、比較対象に入れていないことがあります。
会社概要や事業紹介を単なる説明で終わらせず、顧客、提供価値、強み、今後の方向性を短くてもよいので言語化しましょう。あわせて「どんな職種を、なぜ必要としているか」をトップページで結びつけると、求職者が自分ごと化しやすくなり、職種ページまで到達する確率が上がります。
一方で、応募が集まらない場合は訪問数(集客)にも課題があるかもしれません。検索からの訪問数の改善については下記記事でも紹介しているので、あわせてご参考ください。
「人・カルチャーに関するコンテンツ」から作り始めるのは失敗しやすい
社員紹介やインタビューは有効ですが、仕事内容や条件が曖昧な段階で作ると「楽しそうだけど結局何をする会社なのかわからない」といった印象を持たれやすいです。インタビューは工数がかかり手戻りも多く、時間をかけた割に効果が見えにくいといった状況に陥りがちです。
まずは会社・仕事・条件という判断材料をそろえ、そのうえで人・カルチャーを「補足情報」として足すといった順序で作成するのがおすすめです。
どうしても先に着手するなら、雰囲気よりも「意思決定の特徴」「働き方のリアル」「大変な点」など、判断に役立つ要素に寄せると失敗しにくくなります。
成果につながる採用コンテンツ制作のポイント
ここまで「何を作るか」を整理してきましたが、重要なのはそれらを「どう作るか」です。同じコンテンツでも、作り方を間違えると成果につながらず、逆に意図を持って設計すれば応募の質や選考辞退率に大きく影響します。

ここでは、成果につなげるために押さえておきたい制作のポイントを整理します。
求職者が求める情報を優先する
採用サイトが失敗する典型例は「会社が言いたいこと」を先に並べてしまうことです。求職者が知りたいのは、会社のストーリーよりも「自分は何を任され、どう評価され、どんな働き方になるか」です。
まず職種ページに、役割と具体業務、チーム体制、必須/歓迎要件、入社後の期待値を置き、次に条件、評価、キャリアの情報を補いましょう。
会社視点に寄りやすい「社風がいい」「裁量がある」といった情報は、具体例(意思決定の流れ、任される範囲、評価の根拠)に落として初めて意味があります。
応募数低下を恐れて情報を薄めない
応募低下を懸念して都合の悪い情報を隠すほど、面接後辞退や内定辞退が増えます。候補者は不確実性を嫌い、後出しが出た瞬間に信頼を失うためです。
仕事内容の難しさ、関係者調整の多さ、繁忙期、求める水準といった情報は、「やりがい」とセットで現実も書きましょう。
ポイントはネガティブな情報を全面に出すことではなく、「どんな人なら活躍できる/合わない可能性がある」を明確にすることです。期待値が揃うと、応募数より先に選考辞退率が改善されるはずです。
一次情報で他社との差別化を図る
他社との差別化は、表面的なデザインや言い回しでは作れません。「成長できる」「風通しがいい」といった内容は、競合も同じことを言えるものです。
効果的なのは一次情報です。たとえば、職種別の業務比率(実務/会議/外回り)、入社後90日で期待する到達点、評価の観点、チーム人数や役割分担を数字や図で示すと「その会社らしさ」が伝わります。写真も「それっぽい人物写真」ではなく、執務環境・会議の様子・使用ツールが分かる画が効果的です。
一次情報があると、候補者は比較検討を具体的に進められます。
応募導線を迷わせない
どれだけコンテンツの内容が良くても、応募導線が弱いと応募まで届きません。よくある失敗は「ページが孤立して回遊できない」「CTAが職種と関係ない」「スマホで押しづらい」です。
基本は、トップ→職種一覧→職種詳細→応募/カジュアル面談の一本道を必ず用意し、各ページ末尾に次の行動(募集一覧・応募・FAQ・選考フロー)へのリンクを置きます。
CTA(応募や面談を喚起させるボタン)は「今すぐ応募」だけにせず、「話を聞く/募集を見る」も併記すると取りこぼしが減ります。離脱が多いページほど、次の一手を明確にしましょう。
トレンドを取り入れる際はターゲットと目的に合うか確認
動きのあるデザインや独特なコンテンツなど、採用サイトのトレンドは魅力的に見えますが、安易に取り入れると成果につながらないケースも多いです。
重要なのは、その表現が採用の目的やターゲットの温度感と合っているかを見極めることです。
たとえば即戦力の中途採用では、演出よりも仕事内容や条件の明確さが優先されます。見た目の新しさより、情報の構造や判断材料としての十分さが担保されているかを確認しましょう。トレンドは目を引くためではなく、「理解を助けるため」に使うことをおすすめします。
採用サイトのコンテンツ参考事例
コンテンツ案に迷った際は、他社の採用サイトを参考にしてみると良いでしょう。ここでは採用サイトのコンテンツとして参考になる3社の事例を紹介します。
ソニーミュージックグループ|職種診断
ソニーミュージックグループの新卒採用サイトは、ポップでエンタメらしさのあるビジュアルをトップページで見せ、多彩な世界観を掴ませるのが特徴的です。
中でも「職種診断」は、自己分析に近い形で設問に答えると適性の高い職種候補が導かれるユニークなコンテンツです。
引用:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント「ソニーミュージックグループ新卒採用2025<好きに尖ろう。>」
こうした診断は他社には少なく、求職者が自身の志向や強みを確認した上で応募判断できる点が大きな強みになっています。
※参考:「ソニーミュージックグループ新卒採用2025<好きに尖ろう。>」 (2026年1月28日閲覧)
株式会社サンドラッグ|数字で見る会社情報
サンドラッグの採用サイトでは、「数字で見るサンドラッグ」と題したコンテンツがビジュアルと内容の両面で充実しており、求職者にとって会社の実態を直感的に理解できる構成になっています。
引用:株式会社サンドラッグ 採用サイト「数字で見るサンドラッグ」
アイコンや図解を用いた見せ方で、社員数・平均年齢・男女比など基本情報から、業界全体の数値まで整理されており、単なる説明ではなくデータで会社の規模感や立ち位置を理解できる点が特徴です。
求職者にとっては、「雰囲気」だけでなく根拠ある比較材料として役立ち、応募前の判断に安心感を与えます。
※参考:株式会社サンドラッグ 採用サイト「数字で見るサンドラッグ」(2026年1月28日閲覧)
株式会社ベイジ|設計の作り込み・日報
ベイジの採用サイトは、トップページから職種・組織・制度・働き方といった情報への導線が整理されており、まるでポータルサイトのように「どこに何があるか」を迷わず把握できます。
下層には営業・エンジニア・デザイナーなど職種別に入口があり、求職者が自分の関心領域をすぐにたどれる設計です。
加えて、「ベイジの日報」として社員の日報を公開するコンテンツがあり、実際に働く人の視点や考え方をリアルに知ることができます。日報を通じて仕事内容や価値観への理解を深められる点が、他社にはないユニークな強みになっています。
※参考:株式会社ベイジ「採用情報」、「ベイジの日報」(2026年1月28日閲覧)
採用サイトのコンテンツ制作に関してよくある質問
最後に、採用コンテンツに関するよくある質問に回答します。
中途採用サイトに掲載すべきなのはどんなコンテンツですか?
中途での求職者は「入社したら何を任され、どう評価され、どんな条件で働くか」を短時間で判断したい層です。最低限、下記のコンテンツを揃えましょう。
- 職種ページ(主業務、必須/歓迎要件、チーム体制、使用ツール、入社後の期待値)
- 条件・評価・キャリア(働き方、評価の観点、給与の決まり方、キャリアの見通し)
- 選考(募集一覧、選考フロー、FAQ、応募導線)
会社・事業に関する情報は、職種の必要性と結びつけて示すと効果的です。
社員インタビューや記事コンテンツは必須ですか?
必須ではありません。先に整えるべきは、仕事内容・役割、待遇、評価・キャリア、応募導線といった「判断材料」です。
インタビューや記事は、判断材料を補完して志望度を高める効果がありますが、土台が弱い状態で作ると雰囲気の紹介で終わりやすく、手戻りも増えます。
作成するのであれば、社員の感想より「具体的な仕事」「大変な点」「意思決定の流れ」など、応募判断に役立つ内容に寄せると失敗しにくいです。
採用サイトの成果はどの指標で判断すべきですか?
応募数だけで判断すると、質の悪化や選考辞退増を見落とします。見るべきは下記の指標です。
- 応募の質(書類通過率・面接通過率)
- 選考辞退(面接辞退率・内定辞退率)
- 採用スピード(応募〜面接設定までのリードタイム)
- 採用単価(媒体依存が減っているか)
加えて、職種ページや条件ページの閲覧・離脱、応募導線の到達率などサイト内行動も確認しましょう。「どの段階で落ちているか」を特定すると改善が速くなります。
少人数の人事でも採用サイトを運用できますか?
少人数でも運用可能です。ポイントは、管理対象を増やさない設計にすることです。
まずは優先順位の高い職種ページと条件・評価、選考・応募導線だけを最低限そろえ、更新対象を絞ります。更新は「募集要項」「条件の変更」「よくある質問」の3点に限定し、月1回の棚卸しで十分回せます。
コンテンツ化するための情報収集は、現場の負担を減らすために10〜15分の短いヒアリングとし、事実(役割・業務・体制・指標)だけを回収する形にすると継続しやすいです。
加えて、ジョブサイトPlus+のようなCMSツールを使用することで、制作会社に頼まずとも手元でページを更新できるようになります。
まとめ:採用コンテンツは目的と設計が重要
採用サイトのコンテンツとは、求職者が企業を理解するための情報源
すべてを作るのではなく、仕事内容・役割を起点に課題別で優先順位をつけることが成果につながる
トレンドや独自コンテンツは、ターゲットと目的に合う場合にのみ取り入れるのが正解
採用サイトのコンテンツ設計で重要なのは、見栄えの良さや情報量の多さではなく、求職者が「自分に合うかどうか」を判断できる材料を、適切な順番で届けることです。
まずは仕事内容・役割を明確にし、次に条件や評価、会社・事業といった情報を補完していくことで、ミスマッチや選考辞退を防げます。
トレンドやユニークな表現も有効ですが、採用目的やターゲットとずれてしまえば逆効果です。自社の課題に立ち返り、「何を伝えるべきか」から設計することが、応募につながる採用サイトへの近道です。


引用:




