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【事例】採用オウンドメディアとは?採用サイトとの違いや作成ツールを紹介

人材不足が続く中、求職者は条件だけでなく「会社の雰囲気やカルチャー」を重視するようになっています。従来の求人広告や採用サイトでは伝えきれない魅力を補い、候補者に自社を深く理解してもらう手段として注目されているのが「採用オウンドメディア」です。

採用オウンドメディアとは、企業が主体となって求人情報や社員の働く姿を発信するWebサイトやメディアを指します。

本記事では採用オウンドメディアの作成ツール「ジョブサイトPlusを展開する株式会社ゼクウが、採用オウンドメディアとは何か、その特徴や効果、運用のポイントを紹介します。

5分でわかるRPMの採用サイト作成(CMS)機能

SEOに強い採用サイトの構築から、求人更新・応募管理までを一元化できるRPMの採用サイト作成「ジョブサイトPlus」(CMS)機能の特徴・活用方法をまとめた資料です。

独自ドメイン対応やIndeed連携など、媒体に頼らず自社採用サイトを軸に運用したい方、採用サイトの構築から運用までをシンプルに整えたい方はぜひご活用ください。

目次[非表示]

  1. 採用オウンドメディアとは
    1. 採用オウンドメディアが注目される背景
    2. 採用サイトとの違い
  2. 採用オウンドメディアの参考事例
    1. 採用ブログ・コンテンツ型の事例
    2. SNS・動画型の事例
  3. 採用オウンドメディアを制作するメリット
    1. 転職潜在層を含む幅広い候補者へのリーチ
    2. 採用ミスマッチの防止と定着率の向上
    3. 採用ブランディングとコストの削減
    4. コンテンツの蓄積と資産化
  4. 採用オウンドメディアの立ち上げが向いている企業
    1. 広告コストを抑えつつ安定した母集団形成を目指す企業
    2. 自社の魅力やカルチャーへ共感する人材を採用したい企業
  5. 採用オウンドメディアの始め方
    1. 1.自社のPRポイントとターゲット人材を明確にする
    2. 2.メディアのコンセプトと目標を設計する
    3. 3.構築方法を選ぶ(内製・制作会社・専用ツール)
    4. 4.発信コンテンツと候補者導線を設計する
    5. 5.社内への周知と協力体制を構築する
  6. 採用オウンドメディアの作成ツールおすすめ6選
    1. ジョブサイトPlus+
    2. リクオプ
    3. jobMAKER
    4. テンリク
    5. engage
    6. AirWORK採用管理
  7. 採用オウンドメディアの運用で成果を出すポイント
    1. 効果的なコンテンツを優先して掲載
    2. 採用キーワードを設計してSEOを強化する
    3. 継続的な更新体制と社内フローを仕組み化する
    4. Indeed連携と広告運用を最適化する
    5. ATSの代わりではなく補完として導入する
  8. 採用オウンドメディアのデメリットと注意点
    1. 成果が出るまでに時間がかかる
    2. 制作・初期費用と担当者リソースの確保が必要
    3. 作って終わりになりやすい
  9. 採用オウンドメディアに関連する質問
    1. オウンドメディアとは何ですか?
    2. オウンドメディアリクルーティングとは?
    3. オウンドメディアの採用効果は?
  10. まとめ:採用オウンドメディアで採用力の強化を

採用オウンドメディアとは

採用オウンドメディアとは、企業が独自に運営する採用情報のWebサイトやメディアの総称です。

求人票の掲載にとどまらず、社員インタビュー・職場環境・企業文化・制度紹介など、「この会社で働くとはどういうことか」を自社の言葉で継続的に発信できる点が最大の特徴です。

求人アグリゲーションサイトとの連携や応募者管理機能を備えるものも多く、採用活動全体を支える基盤として活用されています。

採用オウンドメディアを最大限に活かすには、求人広告や応募後のATSとの連動も重要です。採用活動を一気通貫で最適化するための各ガイドもあわせて参考にしてください。

【関連ガイド】

ATS(採用管理システム)とは?
ATS(採用管理システム)の比較表
求人広告の効果を高める方法とは?

採用オウンドメディアが注目される背景

採用オウンドメディアが注目される背景には、求人広告だけではカバーしきれない候補者層の存在があります。労働人口の減少により採用競争が激化するなか、求職者の行動にも変化が起きています。

  • 応募前に企業の公式サイトやSNS・口コミを徹底的に調べる
  • 条件よりも「社風や働く人」を重視する傾向が強まっている
  • 転職を具体的に考えていない潜在層は求人サイト・求人媒体をほとんど見ない

こうした層に継続的にアプローチするには、自社でコンテンツを持ち、タイミングを問わず企業の魅力を伝えられる環境を整えることが有効です。

採用サイトとの違い

採用オウンドメディアと混同されやすいものに「採用サイト」があります。どちらも自社の求人情報を発信するためのWebページですが、その目的や仕組み、得られる効果には明確な違いがあります。

採用サイトは「今すぐ応募したい人」が情報を確認する場所として機能します。一方で採用オウンドメディアは、まだ転職を考えていない人を含む幅広い候補者に継続的にアプローチし、「いつか応募したい会社」になることを目指す仕組みです。

両者は対立するものではなく、採用サイトを軸に置きながらオウンドメディアで候補者との接点を広げる活用が一般的です。

採用オウンドメディアの参考事例

採用オウンドメディアはWebサイト上で制作されるのが一般的ですが、SNSや動画などを用いたメディアもあります。ここでは国内の代表的な3社の事例を、タイプ別に紹介します。

企業名

メディア名

タイプ

特徴

サイボウズ

サイボウズ式

記事ブログ

価値観発信で潜在層を育てる

メルカリ

mercan

採用ブログ

人・カルチャーを高頻度で発信

DeNA

事業家のDNA

YouTube

採用情報を出さずに共感を獲得

採用ブログ・コンテンツ型の事例

サイボウズ「サイボウズ式」

	サイボウズ「サイボウズ式」

「新しい価値を生み出すチームのメディア」をコンセプトに2012年から運営。自社製品のPRをほぼ行わず、働き方・組織をテーマに発信し続け、ビジネスパーソンから支持を集めるメディアに成長しています。

  • 製品PRではなく「価値観」を発信することで潜在層の共感を獲得
  • 2012年から10年以上継続し、コンテンツの蓄積が採用資産として機能
  • インナーブランディングにも波及

※出典:サイボウズ「サイボウズ式 | 新しい価値を生み出すチームのメディア

メルカリ「mercan(メルカン)」

	メルカリ「mercan(メルカン)」

「メルカリの人を伝える」をコンセプトに2016年開設。社員インタビューや社内イベントレポートを中心に、約8年で2,200本以上の記事を発信している採用特化メディアです。

  • 高頻度の発信が候補者との接点を増やし続ける
  • 採用だけでなく社内コミュニケーションのハブとしても機能し、インナーブランディングに寄与
  • カルチャーフィットを重視する採用方針と連動し、応募前の企業理解を促進

※出典:メルカリ「mercan (メルカン) | メルカリの“いま”と“未来”を伝える

SNS・動画型の事例

DeNA「事業家のDNA」

	DeNA「事業家のDNA」

2022年9月に開設された採用YouTubeチャンネル。採用情報をほぼ扱わず、社内外の事業家へのインタビューや密着を通じて、事業家マインドや事業の最前線を発信することに特化しています。

  • 採用情報より「事業家マインド」を発信することで、共感ベースの候補者を引き寄せる
  • 求職者が日常的に利用するチャネルを通じて、潜在層へ継続的にリーチできる
  • X(旧Twitter)と組み合わせ、インターン・エントリー情報はリアルタイムに告知

※出典:DeNA「事業家のDNA

採用オウンドメディアを制作するメリット

求人広告や採用サイトと比較したとき、採用オウンドメディアには中長期の採用力強化につながる独自のメリットがあります。

転職潜在層を含む幅広い候補者へのリーチ

採用オウンドメディアの最大の強みは、求人媒体では届かない「転職潜在層」にアプローチできる点です。

求人広告にリーチできるのは、現在積極的に転職活動をしている層に限られます。一方、社員インタビューや職場紹介などのコンテンツは、まだ転職を具体的に考えていない人にも自然に読まれ、企業への関心を育てます。

結果として、応募時点ですでに企業理解が深い候補者が集まりやすくなります。

採用ミスマッチの防止と定着率の向上

採用オウンドメディアで企業文化や働き方のリアルを事前に伝えることで、入社後の「思っていた会社と違う」といったミスマッチを減らせます。具体的には以下のようなコンテンツが効果的です。

  • 社員インタビュー(どんな人が、どんな仕事を、どんな思いで取り組んでいるか)
  • 1日のスケジュールや職場環境の紹介
  • 失敗談や課題も含めたリアルな社風の発信

求職者が応募前に「自分に合う会社かどうか」を判断できるため、入社意欲の高い人材が集まりやすく、早期離職の抑制にもつながります。

採用ブランディングとコストの削減

採用オウンドメディアの運用は、採用ブランディングとコスト削減を同時に進められる取り組みです。自社の魅力を継続的に発信することで企業認知度が高まり、求人媒体への依存度を下げながら安定した応募獲得が可能になります。

求人広告は出稿をやめると応募がゼロになりますが、オウンドメディアのコンテンツは公開し続ける限り候補者との接点を生み出します。中長期で見ると、広告費を抑えながら採用力を維持・向上できる構造です。

コンテンツの蓄積と資産化

採用オウンドメディアに投じたコンテンツ制作の労力は、蓄積されるほど価値を増します。

求人広告は出稿期間が終われば消えてしまいますが、社員インタビューや制度紹介の記事は公開後も読まれ続け、採用活動を下支えし続けます

求人広告

採用オウンドメディア

効果の持続

出稿中のみ

公開後も継続

コンテンツの蓄積

なし

記事が資産として積み上がる

費用の性質

消費型

投資型

コンテンツが増えるほど候補者との接点も増え、採用力が継続的に強化されるのは大きなメリットでしょう。

株式会社ゼクウが提供する「ジョブサイトPlus+」は、採用オウンドメディアの作成に加え、求人検索機能や応募フォーム、メール配信、マイページ機能など採用サイトに必要な機能を一通り備えたシステムです。

独自ドメインでの運用も可能なため、オウンドメディアを中長期的な資産として運用していきたい企業様はぜひご検討ください。

▶︎採用オウンドメディア制作機能を詳しく見る

採用オウンドメディアの立ち上げが向いている企業

採用オウンドメディアはどの企業にも必要なわけではありません。

特に導入効果を得られるのは、広告コストを最適化したい企業や自社カルチャーに共感する人材を採用したい企業です。

広告コストを抑えつつ安定した母集団形成を目指す企業

広告依存から脱却したい企業にも採用オウンドメディアの運営が適しています。自社ドメインに求人情報を蓄積し、Indeedなどの求人アグリゲーションサイトとの連携を通じて、掲載を継続しながら検索流入を増やすことが可能です。

コンテンツを資産として積み重ねることで、長期的に安定した応募獲得を実現でき、出稿停止による応募減少リスクを抑えられます。

自社の魅力やカルチャーへ共感する人材を採用したい企業

「自社に合う人」を採用したい企業にも、採用オウンドメディアは有効です。オウンドメディアに社員インタビューや職場紹介などのコンテンツを掲載することで、企業文化や働く環境を自社の言葉で伝えられます

求職者が応募前に企業理解を深められるため、価値観のミスマッチを減らし、定着率の高い採用につながります。

採用オウンドメディアの始め方

採用オウンドメディアは、準備なく始めると「作ったが誰も来ない」「更新が続かない」という状態に陥りやすいです。ここでは立ち上げから運用開始までの5つのステップを解説します。

1.自社のPRポイントとターゲット人材を明確にする

最初に「誰に・何を伝えるか」を定めます。下記の観点で整理しましょう。

  • 採用したい人物像:年齢・経験・価値観・転職理由のパターン
  • 自社のPRポイント:競合他社と比べて訴求できる働き方・文化・制度
  • 候補者が不安に思うこと:応募前に解消すべき疑問や懸念

ターゲットが曖昧なままコンテンツを作り始めると、読者に刺さらない発信になりがちです。

2.メディアのコンセプトと目標を設計する

PRポイントとターゲットが定まったら、メディア全体のコンセプトと達成目標を設定します。コンセプトとは「このメディアを読んだ人にどんな印象を持ってほしいか」といった方向性です。

目標はKGI(例:月間応募数)とKPI(例:月間セッション数・コンテンツ公開本数)に分けて設定すると、運用中の判断基準が明確になります。

3.構築方法を選ぶ(内製・制作会社・専用ツール)

コンセプトと目標が決まったら、構築方法を選びます。自社の体制・予算・スケジュールに応じて次の3つから検討しましょう。

構築方法

向いているケース

注意点

内製

社内にデザイナー・エンジニアがいる

求人連携・応募管理は自社開発が必要

制作会社に依頼

デザイン・ブランディングを重視したい

初期費用が高く、制作期間も長くなる

専用ツールを利用

早く立ち上げたい・運用負担を減らしたい

カスタマイズ範囲はツールに依存する

おすすめは採用オウンドメディア制作の専用ツールです。採用管理システムとの連携が可能な製品も多く、採用業務を一気通貫で効率化できます。

▼おすすめの専用ツールを見る

なお、サイト制作におすすめのCMSツールは下記でも紹介しています。

4.発信コンテンツと候補者導線を設計する

構築方法が決まったら、何を発信するかと、読んだ人をどこに誘導するかを設計します。

コンテンツは「候補者が応募前に知りたいこと」を起点に企画するのが基本です。社員インタビュー・職場環境・制度紹介など候補者の関心が高いテーマから優先的に制作しましょう。

導線は「記事を読む→求人ページを見る→応募する」という流れを意識し、各ページに応募動線を設置します。

採用コンテンツの種類と優先順位については、こちらの記事で詳しく解説しています。

5.社内への周知と協力体制を構築する

採用オウンドメディアは採用担当者だけでは運営できません。社員インタビューの取材協力や情報収集など、現場の協力が不可欠です。

運用開始前に以下を社内で整理しておくと、立ち上げ後にスムーズに動けます。

  • 更新担当者と承認フローの明確化
  • 現場社員への趣旨説明と協力依頼の方法
  • 経営層・人事部長への定期的な進捗共有の場の設定

採用オウンドメディアの作成ツールおすすめ6選

採用オウンドメディアを作成できるツールを6つ紹介します。いずれもページ作成機能と応募管理機能を備えますが、その他の機能やカスタマイズ範囲などは、資料請求のうえで確認するのが確実です。

ツール名

料金

独自ドメイン可否

ジョブサイトPlus+

初期費用100,000円〜

月額費用50,000円〜

◯(オプション)

リクオプ

要問い合わせ

◯(オプション)

jobMAKER

初期費用500,000円~

月額費用50,000円~

◯(オプション)

テンリク

要問い合わせ

◯(オプション)

engage

無料

×

AirWORK採用管理

無料

×

ジョブサイトPlus+

ジョブサイトPlus+

ジョブサイトPlus+は、採用管理システム「RPM」を提供する株式会社ゼクウが提供する自社採用サイト構築クラウドシステムです。

  • 専門知識なしで短期間でオリジナルの採用サイトを構築可能
  • 求人検索機能や応募フォーム、メール配信、マイページ機能など採用サイトに必要な機能を一通り搭載
  • Indeedが提供する求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS(インディードプラス)」と連携可能
  • 自社サイトとして運用することを前提とし、SEO対策や独自ドメインでの公開に対応

デザインや機能のカスタマイズ性が高く、企業のブランディング戦略に沿ったサイトデザインが可能である点が大きな特徴です。テンプレート運用からデザインカスタマイズまで柔軟に対応でき、社内にIT人材が不足している場合でも負担なく運用できるのがポイントです。

▶︎独自ドメイン対応について詳しく見る
▶︎ブログ機能を詳しく見る

どのような採用オウンドメディアを制作できるのかが気になる方は、お気軽にご相談ください。デザインのカスタマイズ範囲や作成できるコンテンツなど、詳しくご紹介いたします。

リクオプ

リクオプはHRソリューションズ株式会社が提供するアルバイト・パート採用に強みを持つ採用管理システムです。

  • 自社オリジナルの採用ホームページを誰でも簡単に作成可能
  • 応募フォームも設置でき、店舗・エリアごとの求人もすべてサイト内で一括管理が可能
  • 提供企業はISMS(ISO27001)認証を取得しており、セキュリティ体制も安心

採用オウンドメディアの作成機能が備わっており、ブランドイメージに合わせたデザインでページの構築が可能。応募者情報の一元管理やIndeed等外部求人サイトとの連携など豊富な機能を備えています。

【関連記事】リクオプとは?

jobMAKER

jobMAKER(ジョブメーカー)は、株式会社ウィルビーが提供する求人サイト構築クラウドサービスです。

  • スピーディかつ低価格で自社採用サイトを構築できるパッケージ型サービス
  • Indeed、求人ボックス、スタンバイ、Googleしごと検索などアグリゲート型求人サイトとの自動連携機能を保有
  • 求人原稿・応募フォームのカスタマイズ、自社オリジナルのコンテンツページ(SEO対策向け記事など)の作成が可能

jobMAKERは求人サイト構築を主軸としたクラウドサービスで、採用オウンドメディアとしての活用も可能です。

管理画面から求人原稿とコンテンツページを一元管理でき、Indeed・求人ボックスなどとの連携機能も備えています。初期費用50万円〜、月額5万円〜の3プランから選択できます。

テンリク

テンリクは天職市場(キャムコムグループ)が提供する採用オウンドメディア+ATS一体型のWeb採用プラットフォームです。

  • 「採用サイト(オウンドメディア)」と「ATS(採用管理システム)」、さらに各種オプション機能がオールインワン
  • Indeedが提供する求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS(インディードプラス)」と連携可能
  • 自社で魅力的なPRコンテンツを発信しつつ応募受付・選考管理まで完結できる点がポイント

採用サイト運用と採用管理を一つのサービスでまかなえるため、別々のツールを使う必要がなく、効率的な運用が可能です。一方でオウンドメディアはテンリク上で構築するため、サイトURLは共有ドメインになります。自社独自ドメインはオプション対応が必要です。

共有ドメインの場合は「◯◯.tenriku.jp」などの形式になり、ブランディング上のデメリットになり得ます。

engage

engageはエン株式会社運営の採用管理サービスで、無料で採用オウンドメディアを構築できる機能が備わっています。

  • 採用ページ作成や求人掲載を含む全機能が無料で利用可能
  • 作成した求人情報はIndeedやGoogleしごと検索、スタンバイ、求人ボックスなど主要な求人検索エンジンに自動で一括転載
  • 応募者情報の一元管理や選考ステータスの可視化、システム内メッセージ送信も可能

写真とテキストを準備するだけで15分程度で自社の採用ページを作成できる手軽さが魅力で、低コストで自社の採用力の強化が可能。ただし独自ドメインには対応していないため、engage内での公開になる点には注意が必要です。

【関連記事】engageとは?

AirWORK採用管理

AirWORK採用管理はリクルートが提供する採用管理システムです。

  • 採用ホームページ作成・求人作成/公開・応募者対応といった基本機能を利用可能
  • 作成した求人情報はIndeed上にも自動掲載
  • 応募者管理機能を標準搭載し、Web経由や電話応募の情報も含めシステム上で一元管理可能

無料で始められるため採用オウンドメディアとして活用しやすく、特に採用コストを抑えたい中小企業にとって使いやすいサービスです。無料で利用できる一方で、独自ドメイン非対応など機能に制約が多いことには注意が必要です。

採用オウンドメディアの運用で成果を出すポイント

採用オウンドメディアは、公開してからの運用こそが成果を左右します。ここでは、コンテンツ・SEO・更新体制・広告連携・ツール活用の5つの観点から、実践的なポイントを解説します。

効果的なコンテンツを優先して掲載

掲載すべきコンテンツは、求職者が「応募前に知りたいこと」を起点に優先順位をつけるのが基本です。

まず整えるべきは仕事内容・役割・求める人物像など応募判断に直結する情報で、社員インタビューや職場紹介はその補完として位置づけます。

すべてを一度に作ろうとすると更新が止まりやすいため、優先度の高いページから順に公開する方針が継続につながります。

採用キーワードを設計してSEOを強化する

採用オウンドメディアのSEO対策では、「会社名+仕事内容」「会社名+職種名」など応募意欲の高いキーワードを中心に設計し、対応するページを用意することが基本です。

技術的な施策よりも「どのキーワードで誰に来てほしいか」を明確にすることが、安定した検索流入への近道です。キーワード設計の具体的な手順やチェックリストは、こちらの記事でまとめています。

継続的な更新体制と社内フローを仕組み化する

採用オウンドメディアで最も失敗しやすいのが、更新が滞って情報が古くなるパターンです。この失敗を防ぐには担当者・更新頻度・承認フローを事前に決めておくことが重要です。

  • 更新対象ページを絞る
  • ネタ収集を仕組み化する
  • 進捗を定期共有する

Indeed連携と広告運用を最適化する

採用オウンドメディアとIndeedなどの求人アグリゲーションサイトを連携させることで、求人情報を自動配信しながら広告費を効率的に活用できます。

特に更新頻度・原稿の分割設計・クリエイティブの質は表示順位と応募率に直結するため、運用改善の余地が大きい領域です。

専門性の高い領域のため、広告運用代行会社との連携も有効な選択肢です。ジョブサイトPlus+はIndeed PLUSに対応しており、自社オウンドメディアと広告運用をセットで最適化できます。

ATSの代わりではなく補完として導入する

採用オウンドメディアには応募者管理機能を備えるものもありますが、ATS(採用管理システム)を完全に置き換えるものではありません。

役割の整理として、オウンドメディアは候補者の集客と企業理解の促進を担い、選考フローの管理や候補者とのやり取りはATSが担うという分担が基本です。

導入前に両者の役割分担を明確にしておくことで、ツール間の情報断絶や二重管理を防げます。ゼクウが提供するRPMジョブサイトPlus+は連携しており、応募から選考管理まで一元化できます。

採用オウンドメディアのデメリットと注意点

採用オウンドメディアは中長期的に効果を発揮する施策ですが、導入前に把握しておくべき注意点もあります。メリットと合わせて理解することで、社内での合意形成や運用設計がスムーズになります。

成果が出るまでに時間がかかる

採用オウンドメディアは、現時点では転職を考えていない潜在層に対して、コンテンツを通じて少しずつ認知と共感を積み上げていく施策です。

求人広告のように応募意欲が顕在化した層へ即日リーチできる手法とは性質が異なるため、応募につながるまでに一定の期間が必要です。

急募のポジションには求人広告を活用しつつ、並行してオウンドメディアを育てる使い分けが現実的です。

制作・初期費用と担当者リソースの確保が必要

採用オウンドメディアの立ち上げには、制作費用と運用人員の両方が必要です。構築方法によって費用感は異なります。

  • 専用ツール利用:初期費用数万〜十数万円、月額数万円程度
  • 制作会社への依頼:制作費用数十万〜百万円以上になるケースも
  • 内製:外部費用は抑えられるが、エンジニア・ライターの社内リソースが必要

費用だけでなく、コンテンツの企画・取材・更新を継続的に担う担当者の確保も不可欠です。兼務で対応する場合は、業務負荷を事前に見積もっておくことが重要です。

作って終わりになりやすい

採用オウンドメディアでもっとも多い失敗が、公開後に更新が止まってしまうパターンです。

更新が滞ると情報が古くなり、求職者の信頼を損なうだけでなく、コンテンツが積み上がらないため潜在層への接点も生まれません。具体的には下記が要因です。

  • 更新担当者が決まっていない
  • KPIを設定していないため改善の基準がない
  • 社内の協力体制が整っていない

立ち上げ前に運用体制まで設計することが、成果につながるオウンドメディアの条件です。

採用オウンドメディアに関連する質問

最後に、採用オウンドメディアに関連するよくある質問を取り上げます。

オウンドメディアとは何ですか?

オウンドメディアとは、自社が主体となって運営する情報発信の場です。記事やインタビューを通じて企業の魅力を伝え、候補者に理解と共感を深めてもらうことができます。広告や求人媒体に依存しない、自社の発信プラットフォームです。

オウンドメディアリクルーティングとは?

オウンドメディアリクルーティングとは、採用活動にオウンドメディアを活用する手法です。求人票だけでは伝わらない社風や働く人の姿を発信し、候補者が応募前から会社を理解できるようにします。結果として、ミスマッチを防ぎ定着率の高い採用が可能になります。

オウンドメディアの採用効果は?

即効性は求人広告に劣りますが、オウンドメディアは長期的に効果を発揮するものです。記事が資産として残り、検索やSNS経由で潜在層にも届きやすくなります。その結果、応募単価を下げつつ、自社に共感して応募する人材を増やすことが期待できます。

まとめ:採用オウンドメディアで採用力の強化を

ここまで採用オウンドメディアの定義や効果、作成ツールまで幅広く紹介してきました。

  • 採用オウンドメディアは、採用マーケティング採用ブランディングの中核施策として、求人広告や従来の採用サイトでは伝えきれない「社風・カルチャー・社員のリアルな姿」を候補者に届けられる手段です。
  • 成果が出るまでには時間がかかりますが、発信したコンテンツは自社資産として蓄積され、SEOやSNS流入を通じて応募単価の最適化や長期的な母集団形成につながります。
  • Indeedなどの求人アグリゲーションサイトとの連携や広告運用代行の活用によって、採用オウンドメディアの集客効果をさらに高めることができます。
  • 採用ブランディングの強化や、求職者とのミスマッチ防止にも効果的です。

採用市場が変化するなか、自社の魅力を長期的に発信していく採用オウンドメディアは有効な採用戦略の一つです。短期的な成果だけでなく将来の候補者育成や定着率までを見据え、自社に合う運用スタイルを設計することが、これからの人材獲得力を高めるカギとなるでしょう。

株式会社ゼクウが提供する「ジョブサイトPlus+」は、採用オウンドメディアの作成に加え、求人検索機能や応募フォーム、メール配信、マイページ機能など採用サイトに必要な機能を一通り備えたシステムです。

独自ドメインでの運用も可能なため、採用サイトCMSや汎用サイト制作ツールでは実現しにくい採用特化設計をお探しの企業様に最適です。

採用オウンドメディアの構築から応募管理までをひとつの仕組みで運用したい方は、下記の資料をぜひご確認ください。

5分でわかるRPMの採用サイト作成(CMS)機能
SEOに強い採用サイトの構築から、求人更新・応募管理までを一元化できるRPMの採用サイト作成「ジョブサイトPlus」(CMS)機能の特徴・活用方法をまとめた資料です。

独自ドメイン対応やIndeed連携など、媒体に頼らず自社採用サイトを軸に運用したい方、採用サイトの構築から運用までをシンプルに整えたい方はぜひご活用ください。

髙田輝之
髙田輝之
エン株式会社(旧・エン・ジャパン)、ゼクウで営業部長を歴任。 15年以上にわたりHR業界に携わり、企業の新卒・中途採用支援を中心に、採用戦略設計・広告運用・採用管理システム(ATS)導入・歩留まり改善など、採用領域全般の課題解決に従事。現在はゼクウにて、採用管理やHRテクノロジーをはじめ、人材採用から定着・育成までをカバーするHR全体の仕組み最適化をテーマに、記事企画・監修・執筆を行っている。現場で培った知見を活かし、複雑な人事課題を構造的に整理し、読者が正しく判断できる情報発信を心がけている。

RPMの導入前に知っておきたいポイントをご紹介

目次[非表示]

  1. 採用オウンドメディアとは
    1. 採用オウンドメディアが注目される背景
    2. 採用サイトとの違い
  2. 採用オウンドメディアの参考事例
    1. 採用ブログ・コンテンツ型の事例
    2. SNS・動画型の事例
  3. 採用オウンドメディアを制作するメリット
    1. 転職潜在層を含む幅広い候補者へのリーチ
    2. 採用ミスマッチの防止と定着率の向上
    3. 採用ブランディングとコストの削減
    4. コンテンツの蓄積と資産化
  4. 採用オウンドメディアの立ち上げが向いている企業
    1. 広告コストを抑えつつ安定した母集団形成を目指す企業
    2. 自社の魅力やカルチャーへ共感する人材を採用したい企業
  5. 採用オウンドメディアの始め方
    1. 1.自社のPRポイントとターゲット人材を明確にする
    2. 2.メディアのコンセプトと目標を設計する
    3. 3.構築方法を選ぶ(内製・制作会社・専用ツール)
    4. 4.発信コンテンツと候補者導線を設計する
    5. 5.社内への周知と協力体制を構築する
  6. 採用オウンドメディアの作成ツールおすすめ6選
    1. ジョブサイトPlus+
    2. リクオプ
    3. jobMAKER
    4. テンリク
    5. engage
    6. AirWORK採用管理
  7. 採用オウンドメディアの運用で成果を出すポイント
    1. 効果的なコンテンツを優先して掲載
    2. 採用キーワードを設計してSEOを強化する
    3. 継続的な更新体制と社内フローを仕組み化する
    4. Indeed連携と広告運用を最適化する
    5. ATSの代わりではなく補完として導入する
  8. 採用オウンドメディアのデメリットと注意点
    1. 成果が出るまでに時間がかかる
    2. 制作・初期費用と担当者リソースの確保が必要
    3. 作って終わりになりやすい
  9. 採用オウンドメディアに関連する質問
    1. オウンドメディアとは何ですか?
    2. オウンドメディアリクルーティングとは?
    3. オウンドメディアの採用効果は?
  10. まとめ:採用オウンドメディアで採用力の強化を